第191回 先生方の研究授業について

2011年2月15日

昨日は、理科で研究授業が行われました。高校1年のクラスで4時間目の化学の授業が対象となり、理科はもちろん他教科の先生方も参観に集まりました。化 学Ⅰの「無機物質~窒素化合物~」の範囲で、筆者にはとても難しい世界でしたが、生徒の積極的な発言が続き、和やかな雰囲気も印象的でした。

同じ時間帯に、中学1年のクラスの数学の授業には、仲本学園長先生や学園小学校の先生方も参観に来ていました。学園長は数学の授業の専門家であり、注目 を集めた著作を何冊も出された方です。授業における生徒の様子や学習意欲を中心に、中高でも多くのクラスの見学をしたいと精力的に巡回しています。

先週土曜日には、数学でも研究授業がありました。高校2年のクラスで数学Bの「空間におけるベクトル」の範囲でしたが、こうした研究授業では担当教員が授業案を検討して事前に配り、参観後は時間をとって反省・検討会が行われます。

特に理科の教科会では、前期も後期も先生方が「授業研究期間」を設けて、約2週間にわたって相互に幅広く授業を見学し合い、活発な意見交換を重ねています。
「授業のスキルアップ」は、我々教員について常に大切な継続的な課題です。全校生徒の授業評価アンケートを年に2回学校として実施して今後に生かすとともに、授業や受験指導について研修する学外の研究会にも先生方が旺盛に参加して、視野と知見を深めています。