第162回 カナダ&オーストラリア~説明会を本日実施
Time flies like an arrow.(光陰矢のごとし)ということわざをよく思い出します。英語と日本語が同じ比喩になっていることは印象的です。
2010年もあと2週間。著しい猛暑が続き、外交問題に悩んだ1年だったなあと振り返ります。一方で「生物多様性」とか「スローライフ」といった言葉が よく引用されたことも心に残ります。政治も経済も混迷し、明るい世相とは決していえませんが、新しい時代の大切な価値感を、多くの人達が共有するように なってきている面も注目したいと思います。
さて、湘南学園中高の海外語学研修は、6年前からカナダ、3年前から韓国、今年度からオーストラリアと、対象国を広げてきました。
新しい豪州セミナーは、さらに友好協定を結んだメルボルンのノックス校のご一行を秋に学園にお迎えできて、新しい取り組みにつながりました。
今日は、来年度の「カナダセミナー」と「オーストラリアセミナー」の募集に関する説明会を、午後にホールにて連続で開催します。ともに7月後半の2週間 にわたって並行して実施しますので、どちらを選ぶかお迷いの生徒・保護者の方々もおられることを念頭に、両方に出席していただけるように設定しています。
このノックス校との交流については、豪州訪問とジャパンツアーに加えて、1年間の「長期交換留学」、1~3か月までの「短・中期交換留学」を、来年度よ り開始することを先日確定いたしました。ノックス校との交流を起点に海外留学規定を設けて、正式に交換留学制度を立ち上げた次第です。
一定の制約はありますが、英語圏に暮らす同世代の若者が、学園生活に参加することで得られる交流や刺激ははかりしれません。
生徒諸君の英語力を一段とアップさせ、異文化交流をいっそう促進していく上で、今回の決定が新たなはずみになることを期待しています。