第765回 高2研修旅行おつかれさまでした
今年の9~10月は、日本列島をおそった台風の数が史上最多となり、10月の降水量は、過去最多を記録した地域が多かったそうです。深刻な被害を受けられた住民の方々に、心からお見舞いを申し上げます。
先週行われた高2の研修旅行について、23日の続報になります。
台風27号の影響で、旅行の後半を中心にして、大雨、豪雨などにぶつかったコースがありました。特に四国や沖縄は2泊の民泊が後半のメインとなり、屋外での稼業体験には制約や不可能が出てきて、お世話になる民家にもご負担をかけ、生徒達もつらい気持ちが募ったものと思われます。最終日の自主行動も予定通り実施できないコースもありました。
それでも雨天を想定して、現地の方々は精いっぱいの準備をして下さり、生徒達も台風との関わりを避けられない暮らしと仕事のご苦労について、いろいろと学ぶことがあったことでしょう。
今日は久しぶりに登校して、各コースのお土産話、強烈な体験談などについて、交流の会話が盛り上がったものと思われます。せっかくですので、各コースの後半の行程から届けてもらった写真を紹介したいと思います。
初めの2枚は、北海道コースです。洞爺湖カヌー体験の鮮やかなシーンと、笑顔でやる気にあふれた千歳市の民泊体験の様子です。
次の2枚は、四国コースです。絶品の美味しさにうなったかつおたたき作り体験と、開村式後のくつろいだ場面です。
その次の4枚は、九州コースです。青島からフェリーでのお別れ、雲仙岳災害記念館での講演、みずなし本陣での見学、稲佐山での夜景見学です。
最後の4枚は、沖縄コースです。いろんなプログラムの用意された琉球村体験学習と、南城市の民泊対面式の様子です。
高2研修旅行は、全国各地に分散して、“バス1台”のメンバーで行動できる規模を生かして、訪問した地域と深く関われる、手造りの充実した体験学習を大事にしてきました。天候の心配は常にありますが、今後も感動深く、一生の想い出となり、今後につながる学びの出来る旅行にしていきたいと思います。