社会
社会に眼を向けて 自らに“問いを立てる力”をつけてほしい
<教科の特色>
物が溢れ、あらゆる技術が発展した現代社会は、「豊か」であるようにわたしたちの目に映ります。しかし実際には、地球規模での環境破壊が進んでいたり、貧困に苦しんだり、十分な教育を受けられない人たちがたくさん存在したり、戦争や紛争で命を落とす人たちがいたりするなど、解決しなければならないさまざまな地球的課題が存在しています。湘南学園の社会科では、地理・歴史・公民の授業を通して、生徒たちがこのような問題を深く学び、自分の問題として考え、行動できる「持続可能な社会をつくる『主権者』」として成長できるような教材づくりにこだわっています。
<教科より>
社会の授業と聞くと、「暗記ばっかり」というイメージを持つ人もいるかもしれませんね。「正しい知識を得ることは、もちろんとても大切ですが、湘南学園の社会科の授業はそれだけではありません。児童労働の問題をワークショップ形式で学習して問題の背景や解決策をグループで探求したり、歴史上の事件や社会問題について、自分たちで調査しながらさまざまな事実・意見に出会ったり、生徒が実行委員となって模擬選挙に取り組んだりするなど、議論したり体験したりしながら、生徒たちの社会に対する視野が広がっていくことを大切にしています。