第869回 全校の健康診断~本日一斉に実施

2014年4月17日

健康診断は、自分も遠い日の思い出があります。
小学生の時は、背の順はいつも前から1番目か2番目でした。中学1年生の最初は身長が135cmでした。対照的に頭が大きな少年でした。その後も中学~高校と健康診断は期待と心配の入り交じる毎年の通過点でした。高校生になると160cmを越えて人並みの実感を持てました。色白な容姿などコンプレックスはその後も多少続きましたが。社会人になってからは人間ドックが待っていました。様々な数値を気にしながら、健康の維持はより切実な課題になりました。

 

今日は、全校一斉の健康診断を行います。健康診断は、全ての学校が毎年必ず行わなければならない重要な行事です。
本校では、授業への影響を少なくするために、学年ごとのローテーションを組んで、様々な検査を一日で実施する方式をとっています。高校生は午前に、中学生は午後にまとめて行います。
検査項目は多岐にわたっており、全員が受ける検査は、「身長・体重・座高の測定」「視力検査」「内科診察」「歯科検診」「尿検査」となっています。加えていくつかの学年が検査するのは、「聴力検査」「心電図検査」「胸部レントゲン」となっています。

 

学校医の先生方、多くの医療機関の方々に本校へお越し頂き、保健室の先生方が組んだ計画に沿って、大部分の先生方がサポートで分担に入ります。緻密な実施要項とタイムスケジュールのもとで、校舎内のあちこちに診断箇所が分散して設けられ、在校生の自覚的な協力を得て円滑に進められます。
生徒諸君にとっても、この健康診断は自分自身のからだと向き合う、節目節目の大切な機会になります。現在の自分の健康状態や、食生活および生活習慣などを振り返り、できる改善の努力を心がけてほしいと思います。