第888回 私学の合同相談会~県内各地で実施
初夏のような天候で、汗ばむ日が多くなってきました。
昨日は、体育祭の予行演習を行いました。こちらは私学の合同相談会への参加があり、戻ってからその様子を聞きましたが、順調に当日の段取りを確認できたようです。
昨日は「横須賀・三浦地区私立中学フェスタ2014」が横須賀中央のセントラルホテルで開催されました。この地区から通学可能な私立中校一貫校23校が参加し、資料参加も別に23校あった、大規模な合同相談会です。
大会場の「リレー講演」では、私学教育の意義、神奈川高校入試の結果をそれぞれ主題に重要な講演がなされ、最後に中学受験界で著名な鳥居りんこ様から、母親の立場から中学受験を考察し、ご家庭を励ます、心にしみるスピーチがありました。別会場では「参加校5分間スピーチ」が、女子校→共学校→男子校の順に展開されました。
個別相談のブースコーナーは、各校のパネル資料などを前にして、気軽に立ち話の感覚で会話ができる設定でしたが、午前10時の会場からほぼずっとお客さんが続いて盛況でした。昨年比ではそれ程でもなかったそうですが、「ご来場者の滞在時間が長くなっている」らしく、じっくりお話を聞いて志望校を考えていこうというご家庭の熱心さが会場いっぱいに伝わっていました。本校のブースもおおぜいの方々の来場に恵まれ、やり甲斐のある一日でした。
この前の日曜日には、小田原市鴨宮のタウンセンターマロニエで「私立中学を知る会in小田原2014」が開催されました。こちらも私立学校9校が力を合わせて毎年この時期に行っている、手作りの親身な合同相談会です。個別相談会と参加校の10分間プレゼンテーションとパネルディスカッションで構成されていました。参加校の写真コーナーもあり、学習や行事や部活で頑張る各校の生徒達の様子にも惹きつけられます。
こうした私学の地域ごとの合同企画は、毎年県内で定期的にいくつも設けられています。今後の予定では、8月24日(日)の「私立中校一貫校の集いinひらつか」は本校にとっては特に重要なイベントになります。“なぜ私学なのか、私学の魅力や個性はどこにあるのか”を幅広く各地区の人達にアピールし、直接の語らいで興味を持って頂いて、各校の学校説明会や学校行事へのご参加にもつなげていきたいとの願いがあります。
神奈川県の私立中学は、募集上ではどうしてもお互いに競合する関係がもちろんありますが、一方では同じ私学の仲間として、私学への関心を広く掘り起こして、神奈川私学の全体を更に盛り上げていきたいという気持ちを強く共有しています。入試や募集・広報をめぐる様々な情報交換があり、幅広い協力関係が他の都県以上に積み重ねられてきています。