第15回 日本水産学会で、高1生の応募したポスターが注目を受ける!
昨日に続いて雨模様で寒い一日です。今年は北極方面の寒気団がずっと強いままで気温が乱高下しやすいそうですが、野菜の高騰などふだんの暮らしにも大きな影響が出ています。晴れの日がこんなに恋しい春も珍しいですね。
今日は、本校のある生徒のチャレンジを扱う、嬉しいニュースを紹介します。
3月末に、日本大学湘南キャンパス(藤沢市)で行われた、「日本水産学会春季大会」で、中学生も応募できる「ポスター発表会」がありました。その応募者 の中から、木村 直宏君(当時中3A、現在は高1A)の「ヤドカリはどのような貝殻を好むのか」の発表が高い評価を受けて、何と『朝日中学生ウィーク リー』4月18日号に、本人の写真入りで掲載されたのです。
その記事の抜粋も載せたので、ご覧になって下さい。
これは、夏休みの中3理科の課題・「理科第二分野の自由研究」というテーマで、学年の全員がトライしたポスターの中から、「大賞」を得た木村君のポス ターが学校代表の形で応募されたものです。時間をかけて実証的に調べてまとめる作業を根気よく行い、その視点の深さや考察の鋭さが注目されたのです。
本校の中学理科では、「調べる力」や「考える力」を育むレポート・研究課題が重視されています。昨年度も、中3や中2の夏休み課題の作品、ポスター発表や中1の観察・実験レポートが、秋の学園祭でも展示され、理科の教員が来場者に説明していました。
私も見学しましたが、「こんなレベルの高いレポートや作品を中学生が仕上げることが出来るんだ!」と感動いたしました。
世間では「中高生の理科離れ」が話題になりますが、本校では観察・探究・実験を重視する理科教育のもとで、様々な自然対象に目を向け、チャレンジする生 徒達が育っています。その一例を評価して頂けたことは、本校としても嬉しい限りであり、また本人にも大きな励みとなることでしょう。
木村君、おめでとうございます。