カナダセミナー 10日目
今日も気温は30度を超え日差しが強かったですが、湿度が低くく過ごしやすい1日でした。
生徒達は、昨日から変わった新しい先生のもと、午前中は英語の授業がありました。午前中の授業では、英語の暗唱がテーマでした。今回は仮定法の文章を用いていました。文章は韻を踏んでいて、文の区切りや文の終わりに発音が似ている単語が用いられていました。英語の文章や詩では、日本語と同様に韻を踏むことが多いようです。授業では教室の外に貼ってある文章を読んで覚えてくる人、文章を書き取る人に分かれて班対抗のゲーム形式で行いました。一回で覚えられない場合は、何度も行ったり来たりすることができるルールでした。仮定法なので、現実離れしたことが書いてあり、なかなかおかしなことが書いてありましたが、生徒は急いで文章の場所に行き、覚えた文章を忘れないように走って戻ってきたりして、ゲームを楽しんでいました。
午後は、Skitと呼ばれる寸劇を英語で行いました。4人班を作り、それぞれの班がお題を選びました。お題は、日常生活に関することで、各班でストーリーと配役を考えて、台詞を作って練習しました。生徒はストーリーと配役を考えるのも大変そうでしたが、それよりも英語で台詞を考える方が大変そうでした。各班ユーモアあふれる内容で、笑いあり、歌ありのとてもおもしろいSkitでした。もはや寸劇というよりは、ショートコントでした(笑)。カナダ人の先生やアシスタントの生徒も、Skitを見て笑っていて、面白いことは世界共通なんだなぁとしみじみ感じました。
各班のSkitは採点され、2位は中3男子の「失恋」がテーマの班で、1位はなんと中3女子の「動物園」がテーマの班でした。中3の男子の班は、男子が別れる女性役をやっているのが面白かったです。中3の女子の班は、動物園のゴリラの役がとても本格的で、劇中での挿入歌がとても上手でした。
この日の夜は、特別なイベントがありました。一旦授業が終わって生徒達は帰宅して、夜にホストファミリーと一緒に学校に集まってサッカーをしたり、飲み物やお菓子を食べながらおしゃべりをしました。サッカーは男性は男性チーム同士で、女性は女性チーム同士でそれぞれ試合をしました。中にはホストファミリーの小さなお子さんも参加していて、みんなが1つのボールを追って汗を流しました。
それぞれが思い思いの時間を過ごし、自分のホストファミリーだけではなく、他のホストファミリーとの交流もできてとてもいい機会になっていたようです。
カナダセミナーも残すところ後2日。英語を思う存分に使って、最後まで楽しんで欲しいと思います。