第1037回 中高合唱コンクール~今日が当日本番!

2015年1月23日

本日、第25回湘南学園合唱コンクールを、鎌倉芸術館にて開催します。
年度最後の締めくくりとして、一年間近く同じクラスで生活と苦楽を共にしてきた級友が、男女で力を合わせて取り組む重要な学校行事です。

合唱コンクールは、4月の新入生歓迎会、5月の体育祭、10月の学園祭と同様に生徒会行事であり、中学と高校別々の「合唱コンクール実行委員会」が運営します。当日の進行や運営、審査員の先生と審査方法、各賞の設定、楽譜の集約、楽器の使用許可、放課後練習の時間割と場所、本番の入退場の流れなどの全部を話し合って計画します。前年度までの実績に依拠しつつ、新たな企画や工夫を入れて準備します。パンフの作成も各クラスへの取材などを経て立派なものが作られました。

 

まず高校の部を10時20分に開会します。高2と高1の合計10クラスが競います。歌う順番はくじ引きにより決められており、各クラスは入退場合わせて7分以内でステージに立ちます。これは中学生も同様です。
高2諸君にとっては、これが実質的に高校生活最後の学校行事になります。文理コース別の制約から男女の人数差でハンディのあるクラスもありますが、いろいろ工夫して臨みます。例年高2の意気込みと実力の高さには定評がありますが、高1諸君はひるまず入賞を目指して先輩達に挑んでほしいものです。

午後の中学の部は13時00分に開会します。中2~中1~中3とくじによる順番で各クラスが歌い、学年別の審査になります。風邪やインフルエンザの影響が今回も直接に出たクラスがあって心配されました。全員が揃えないクラスはその人たちの思いもこめて歌ってほしいものです。
結果発表に先立って、高校では全体合唱とPRビデオの上映があり、中学では合唱部によるコーラスの披露があります。そして高校全体および中3の優勝クラスによるアンコールのコーラスがそれぞれに設定されています。
実行委員会の生徒諸君が、すべての運営を仕切り、会場での指示から感動の表彰までを担います。すっかり伝統となった“手づくりの合唱コンクール”であり、クラスと男女の協力を軸に自主性と積極性を存分に発揮するのです。

 

毎年、おおぜいの保護者の皆様がご来場されます。一般の外来者の方々もご参観になれます。教員による受付を必ず通って頂きます。座席は自由席で2階席と3階席を基本に用意しています。ご都合がつきましたらお気軽にご来場、ご鑑賞ください。
私は今回も、両方の部の審査員に加えて頂いています。重圧と緊張でいっぱいです。楽譜集もお預かりしますが、十分な参照は出来ないのがすまない気持ちです。しっかりと耳を澄ませて聴くばかりです。寒い日々の中を頑張ってきた全てのクラスが、練習の成果を最大限に発揮できるように祈っています。