2015年度 カナダセミナー12日目
カナダセミナーも、とうとう12日目になりました。今日は、学校での授業の最終日。午前中は、いつものように英語の授業。夕方からは、Farewell Partyがあるので、午前中の英語の授業では、ホストファミリーへの感謝の手紙を書きました。その後は、英語を使ったゲームをみんなで楽しみました。写真は、ゲームをしているときの様子で、決して授業中に居眠りをしているのではありません!カナダにも、日本と似たような遊びがあり、生徒たちはみんな英語を使って、楽しんでいました。
午後は、2つのグループに分かれました。1つは、Farewell Partyの準備。今週行った「Skit」の上位3チーム「Crush Bear」「Hunting the Bear」「Restaurant2」がFarewell Partyで発表することになったので、その練習を行いました。また、Farewell Partyの出し物の準備を一生懸命やっていました。
2つ目のグループは、AirdrieにあるFMラジオ局の見学に行きました。初めて行ったラジオ局に、生徒たちは驚いていました。ラジオ局を案内してくれたのは、アナウンサーのDiracさん。今年の2月にラジオの学校を卒業した新人アナウンサーだそうです。ご結婚されていて、奥様は日本の鹿児島で先生として1年間働いていたことがあるそうです。Diracさんにラジオ局内の施設を説明してもらい、録音室で実際に生徒たちにラジオの録音をやってもらいました。Diracさんの進行のもと、生徒たちは自己紹介をして、天気予報もしました。そして、最後に音楽のリクエストもしました。リクエスト曲は「Justin Bieber」の「Boyfriend」でした!
少し話が外れますが、カナダのラジオ局やテレビ局では、カナダ人の楽曲を40%以上流さないといけない決まりがあるそうです。その理由は2つあり、カナダ人の楽曲を1つはアメリカ人の楽曲やカナダの楽曲を守るため、2つ目は、カナダ人の楽曲を宣伝し楽曲の販売を促進するためだそうです。自分達の国の産業と文化を守るために行っているそうです。
夕方からはFarewell Party。Doug先生の司会で始まりました。まずはじめに、「Skit」の発表から始まりました。「Crush Bear」「Hunting the Bear」「Restaurant2」どのチームも練習の成果があらわれていて、今週のはじめに演じた時よりはるかに洗練されたものになっていました。キレが違いましたね。今回の「Skit」ではカナダ人のアシスタント達も参加して、Taylor SwiftのShake it offのエアバンドを披露してくれました。アシスタントのJordanは、New Yorkのダンススクールに留学していたこともあり、ダンスはとっても上手かったです。今回のFarewell PartyにはAirdrieの市長が来て、話をしてくました。そして、セミナーの終了証書を渡される時に、市長からAirdrieのピンバッジを頂きました。
最後に、湘南学園の3人の生徒のスピーチを行い、お世話になったカナダ人の先生、アシスタント、ホストファミリーの方々に感謝の気持ちを伝えました。終わった後、スピーチをした一人の生徒が、「全然上手く英語を話せなかった。これからは、一生懸命英語を勉強していきたい!」と言っていたのが、とても印象的でした。このセミナーを通じて、達成できたことや出来なかったこと、それぞれ色々あったと思います。出来たことには、是非自信を持って欲しいと思います。出来なかったことは、次のステップに向けて、頑張って欲しいと思います。このセミナーを通じて、参加した生徒が1つでも多くの経験を自らの力として、これから羽ばたいていくことを願っています。