2015年度 ポーランド・リトアニアヒストリーツアー6日目
今日は、日本文化サークル「橋」の方々と共に行動をしました。
集合後、午前中は、「第九要塞」に行きました。ナチスドイツ・ソ連に翻弄されたリトアニアの近現代史が凝縮されたような場所です。帝政ロシア時代にカウナスを防衛する要塞として建設されましたが、ナチスドイツ占領下ではユダヤ人の収容・虐殺の舞台となり、ソ連占領下では刑務所として使用されたところです。「アウシュビッツ」「ワルシャワ蜂起博物館」「第九要塞」など、このツアーでは、「重苦しい」ともいえる場をかなり訪問します。「他者を理解しようとしない中で、人間はどんなことをしてしまうことがあるのか」ということは知っておくべきだと思います。
昼食後、午後は杉原記念館(杉原千畝が日本通過ビザを発行した、旧日本領事館の建物です)の見学をし、その後、記念館の2階で、生徒による英語のプレゼンをしました。内容は、「湘南」や「湘南学園」についてで、各自なかなかうまくいったものと思います。
続いて、書道部所属のTさんが手本<「花」「月」「カウナス」>をつくり、ミニ書道教室が開かれました。「橋」の皆さんも楽しんでくださったものと思います。
その後は、各ホームステイ先へと分かれていきました。
実は、生徒には、毎日の感想を、その日の夜にメールで届けるように伝えてあります。しかし、今日の分がひとつも届いていません。・・・それぞれのホームステイ先でとても充実した時を過ごしており、メールをする間もないのだろう、と思うこととします。
明日は、ホームステイ先の方々と、それぞれ自由な時間を過ごします。