第1164回 特別講座~鵠沼海岸海水浴場・開設130年
前期期末試験の3日目です。
今年度、本校は地域住民の方々にも公開する形で、「連続講演会」を行っています。その第1回と第4回で講師を務めていただくのが、内藤喜嗣様です。
湘南学園の卒業生でおられる内藤先生が中心となって、「鵠沼市民センター」で開催されてきた「戦後70年」の展示会は、本日が最終日になります。
6月から三か月、NHKニュースや全国紙・タウン紙などマスコミでも広く取り上げられ、大きな注目を受けました。その内藤先生がいま担当されている、別の大きなお仕事を紹介いたします。
内藤先生は、「平成27年度藤沢生涯学習大学・放送通信コース」のプログラムをご担当中です。「鵠沼海岸海水浴場・開設130年」と題して、8月11日から10月13日まで、毎週火曜日の10時30分~11時の時間帯で、「レディオ湘南」(FM83.1MHz)で放送されています。
全10回に及ぶ地域の歴史ガイドであり、海水浴場開設の経緯、地域の別荘地開発、関東大震災の影響、遊歩道や公園の建設、大戦~占領進駐期、江ノ島・片瀬の国際的観光地への発展・・・・・・と具体的で興味深い地域の歩みがレクチャーされています。
10月22日(木)には、講座のまとめとして13時30分から2時間、内藤先生の特別授業(スクーリング)が、鵠沼市民センター・公民館の学習室で開催されます。ご希望の方は、藤沢市生涯学習総務課(0466-25-1111内線5312)へお問い合わせ下さい。
内藤先生には、本校の周年記念行事や学園祭などでも、学園と鵠沼地域の歴史を詳しく伝える、ビジュアルな展示・上映会の準備と運営でご尽力していただいております。
今回の「戦後70年」の展示会も、地域の方々のお写真提供も受けて、実に多彩で興味深い、素晴らしいガイドで見学者を啓蒙して下さいました。地域の方々や次世代の若者達に幅広く知って考えてほしい歴史の生々しい足跡が示されていました。
内藤先生の緻密なお仕事ぶり、第一人者として後世に伝えていかれる使命感、そして母校でおられる学園への熱い思いに接するたびに、感謝の気持ちを重ねています。学園の立地する鵠沼の歩みについて、これからも知識と理解を深めていきたいと思います。