全学合同防災訓練を行いました
9月29日(火)、幼・小・中高合わせて全学同時に行う防災訓練を行いました。今回の防災訓練は、中高で今年度1回目の訓練となり、全学合同で行うのは今回初めてとなります。今年の設定は「授業中に震度6の地震」「津波からの避難」も含めた想定で行いました。中学1年生にとっては初めての訓練であり、緊張感も漂う中、真剣に取り組んでいました。
「地震発生」の緊急放送を受け、先生の指示に速やか従って机の下に身を隠します。
揺れが納まったところで、「津波が発生した」という想定で、各棟の最上階へ速やかに避難が始まりました。
メデイアエリア最上階への避難は、避難開始後10分以内に完了。生徒の皆さんは慣れた様子で整然と行動し、静かに待機してくれています。
オーストラリア・ノックス校から湘南学園に滞在中の交換留学生の皆さんも、「TSUNAMI」からの避難訓練に参加。終了後ホッとした様子でした。
さて、グラウンドでは、グラウンドに幼稚園生と高校3年生がいた想定からスタート。地震発生時の「まず低く」「頭を守り」「動かない」の安全確保行動は、幼稚園生の方が立派に行っています。
しかし、ここからは高校生の出番です。小さな幼稚園生の避難を幼稚園の教員スタッフだけでなく「高校生もサポートする」という訓練を初めて行いました。
幼・小・中高が一緒に生活をしている学園だからこそ大切にしたい訓練であり、そのサポートする後ろ姿はとても頼もしい限りでした。
中高生に対しては、「自分の身は自分で守る」と同時に「弱者に対するサポート」の意識を育てることも、今後も大切にしていきたいと考えています。