第544回 教員と生徒が話し合い具体化する「学年の日」(続)

2012年10月19日

 昨日は、中学2年で予定されている「学年の日」を紹介しました。その同じ来週の木~金曜日に、高校1年でも「学年の日」の実施が計画されています。

 「学年の日」は一泊二日または日帰りで、それぞれの学年の先生と生徒がイベントを組んで親睦と交流を図るべく工夫できる、本校独自の学年行事です。
 高校1年生は、中学3年生の時に4泊5日の研修旅行を体験しています。その経験も踏まえて、すでに前期より各クラスの「学年の日委員」を中心に話し合いを続け、意見集約と検討を繰り返し、生徒を中心に案を練ってきました。

 今回の「学年の日」では、来年高2という全校のリーダー学年としての責任とチームワークを学ぶ、をコンセプトとしています。また次年度に今度は数コースの全国分散で行われる高2研修旅行に向けて、宿泊と運営を経験して次のステップにつなげることもねらいとされています。
 宿泊地は富士五湖方面の大きな施設です、クラス別の体験学習も組まれており、鉛筆作りや
燻製作りの体験、こうもり穴探検ツアーや博物館・氷穴見学などに分かれて取り組まれます。教員からの指示が、ある程度は必要となる中学に比べて、各クラスの委員中心の運営を追求し、高校生らしい自主性発揮に留意した行事になることでしょう。

 この週は、月曜日からいよいよ高2研修旅行が始まります。その途中で2つの学年の「学年の日」も行われます。校内の様子がかなりさびしくなりますが、それぞれの行程ができるだけ好天気に守られ、一路平安となることを祈っています。