第506回 カナダセミナーと豪州セミナーは同時に出発!

2012年7月14日

 「第8回カナダセミナー」と、「第3回オーストラリアセミナー」はともに、7月22日に日本を出発します。カナダは8月4日までの13泊14日で中3・高1・高2の29名が参加します。豪州は8月5日までの14泊15日で高1・高2の15名が参加します。本日はこの2つの語学研修セミナーの直前説明会を行います。

 カナダセミナーの舞台は、大自然の景観が間近な、アルバータ州第一の大都会=「カルガリー」近郊のベッドタウンである「エアドリー」という町です。緑と花が多い町であり、住宅街は平屋が中心で地下室が普通にあります。アジア系にもフレンドリーな街の雰囲気にすぐに安心することでしょう。小さな町ですが立派な公営プールや歴史博物館もあります。人びとの生活は意外に質素で、アウトドアの楽しみを大事にする暮らしがあります。夏の川でカヌーをする光景を目にし、宿舎近くのお店では「リス」に会えることもあります。
 セミナー参加者は、午前中まず少人数制の集中レッスンで、カナダを題材にまた寸劇も交えて英語を学びます。午後は現地の街や数々の観光名所や大自然にどっぷりと親しみ、異文化交流をはかるゲームやプレゼンに挑戦します。地元の高校生や中学生がレッスンも野外活動も「バディ」として同席・同行してくれることはポイントになり、会話への意欲をかきたてます。ホームステイは、今は「ツイン」が基本となっています。
 「カナディアン・ロッキー」の雄大な山と湖と緑の絶景には息をのみます。「レイク・ルイーズ」など家族と再訪したくなります。おしゃれな店の多い「バンフ」での買い物も楽しみです。参加者はどんどんカナダの人たちに話しかけ、いっぱい観て食べて楽しんで来て欲しいです。カナダは世界中から移民を受け入れる「諸民族に優しい国」ともいわれます。社会や人びとの様子にも目を向けていろいろ感じとって欲しいです。

 オーストラリアセミナーの舞台は、シドニーと並ぶ大都会「メルボルン」です。そのメルボルン郊外にある名門私学の「ノックス校」との間に、友好協定にもとづく相互訪問と深い交流が始まり、もう3年目を迎えました。セミナーとは別にこの夏にも、学園の高2女子がひとりでノックス校に約2か月の留学に出かけます。

 このセミナーへの参加には英語の厳しい選抜試験があります。現地のバディーたちと一緒にノックス校での学校生活を過ごします。ホームステイも「シングル」つまり一人ずつになります。ノックス校でも滞在先の家庭でも否応なく英語でコミュニケーションをとらなければなりません。最初は苦労続きですが、数日も経てばヒアリングやスピーキングで手応えある上達が実感できるようになるようです。ノックス小学校へ訪問して交流する時間など多彩な研修プログラムが用意されています。メルボルン市内観光やフィリップ島遠足も大いに楽しみです。可愛いフェリーペンギンやコアラとも対面できる、豪州ならではの貴重な時間もあります。

 「カナダセミナー」に参加して大満足し、翌年は「豪州セミナー」に挑戦して英語の更なるスキルアップを図りたいという諸君も、毎年必ず出てくるようになりました。せっかくの機会なので、ひとりでも多くの在校生にこのプログラムを利用してもらい、英語学習と国際交流への意欲をおもいきり高めて欲しいと願っています。