2日間にわたり開催された『第66回湘南学園学園祭』。合計3000人以上の方にご来園いただき大賑わいとなりました。2日目は大グラウンドにて『PTAバザー』が同時開催され、湘南学園全体が非常に活気に溢れました。
 
　本校の学園祭の魅力は、生徒たちが主体的に創り上げていくことにあります。企画や運営等は学園祭実行委員会を中心に行っています。実行委員会や生徒会総務はこの一大行事の間はずっと東奔西走し、学園祭を楽しみにしている生徒たちと来園される方のために、縁の下の力持ちとなって頑張り続けていました。
 
　後夜祭では、実行委員へ盛大な拍手をもって感謝を伝える学園生たちの姿が。みんなの笑顔を見るために頑張ることができる生徒と、それに感謝する生徒、両者を誇りに思います。前日祭、間夜祭、後夜祭は、湘南学園らしい明るく楽しい雰囲気が出ていました。
 
　学園祭期間中、各クラスでは準備期間から片付けまで団結して取り組んでいる様子が随所に見られました。クラブ活動の発表や展示では、今までの成果や成長を感じることが出来ました。特に高校２年生にとっては最後の学園祭。積極的な参画は、彼ら彼女らの心の財産を増やしたにちがいありません。
 
　来園者への配慮も忘れてはいませんでした。目的の場所を丁寧に教えている姿、小学生にやさしく話しかける姿、看板を持った売り子の生徒もみんな一生懸命に声を出して、来園者の笑顔を引き出していました。昨年度から始めた、優先的に入場できる「ＳＧパス」も好評でした。今年は昨年度以上に外部へＰＲすべく、ホームページも活用して『生徒会日記』の更新数も多くすることにもチャレンジ。生徒が主体的に活動する様子を生徒自身の言葉で伝えることで、「行ってみたい」と思わせる工夫をしました。
 
　今年の学園祭のテーマは「咲き誇れ」。テーマ通り、みんなの笑顔が咲き誇った二日間になったことでしょう。楽しみ、頑張ることができたのは、自分たちが一生懸命に取り組んだからです。この学園祭を創り上げたことに胸を張って、これからの学園生活にその主体性を存分に発揮してほしいと思います。
 
　最後に、学園祭にご来園いただきましたたくさんの方々、ご協力・ご理解いただきました近隣の方々へ感謝申し上げます。ありがとうございました。