新たなそれぞれの学年に向かって

　２０１６年度湘南学園学事日程も残り１週間を残すのみとなりました。高等学校卒業式、そして中学校高等学校の修卒業式も無事終了し、いよいよ２０１７年度のスタートにむけた教育活動の準備が進んでいます。
 
　春本番を思わせる季節の到来のなか、「ヤングアメリカンズ湘南学園公演」では、２００名を超える児童・生徒がワークショップ、リハーサル、そして公演を通じて、一人ひとりが「あたらしい　ジブン」を見つけ出したことでしょう。感動的な公演をありがとうございました。４００名を超える観客の皆様も感動の嵐のなかで、改めて湘南学園の個性の豊かさを感じられたに違いありません。
 
　そして「高校２年 ファイナルステージ２０１６～２０１６年度最後の発表～合唱部、演劇部、ダンス部、軽音楽部の４団体でリレー公演」が、春の文化活動に「彩り」を添えてくれました。

　実質リーダー学年としての高校２年生の部活動がいよいよ「ファイナルステージ」を迎え、後輩たちへの「ファイナルメッセージ」として用意されたものです。感動は波紋のように広がり、涙が、エールが、そして激励があちらこちらで送られる場面を目の当たりにした時、湘南学園が湘南学園である由縁が理解できたように感じられたのは、私一人ではなかったのではないでしょうか。
 　
　幼稚園・小学校・中学校・高等学校を併せ持つ総合学園としての湘南学園は、幅広い意味での「表現活動」を１つの教育的特長としています。それは、例えば幼稚園の「らんらんにこにこランド」、小学校の「たいいく表現まつり」、そして中学校・高等学校の「合唱コンクール」や「総合学習プレゼン大会」などをご覧いただければ、きっとお分かりいただけるでしょう。中高での多様な文化部の活動は、総合学園としてのこうした教育的特長をより際立たせるものといえます。
 
　最後に、吹奏楽部第２９回定期演奏会が、３月３０日（木）開場１６：００、開演１６：３０、藤沢市民会館大ホールにて行われます。皆様のお越しをお待ちしております。
 
　＊「校長通信」次回更新は、４月１４日となります。