2017年度 オーストラリアセミナー10日目
早いもので、今日でノックス校への登校は最終日となりました。今日は交流授業とファエアウェルパーティが行われ、盛りだくさんの1日となりました。
1時間目は、Year5,6合同の集会に参加して、Oozora Haruki、まみごん、ユッケ、しおかつによる歌ともえちーとゆなによるスピーチが行われました。そして日本文化のプレゼンテーションも行われました。しおかつは「温泉」、ちぇるは「自動販売機」を発表しました。またティナ先生が自身の日本での体験を交えながらプレゼンテーションにコメントをしてくれて盛り上がることができました。
2時間目は、Year1の授業に参加して、一緒に紙で花の工作をしました。ただ単純に花を作るのではなく、花は花びら、茎、葉、土、根からできていることを先生が説明してから、工作が始まりました。図工の授業の中に理科の授業の内容が組み込まれている内容でした。オーストラリアの授業を見ていると、それぞれの科目ごとの授業の中に、様々な教科の内容が組み込まれています。先生方に聞いてみたところ、オーストラリアの学校では一つの内容に対して複数の教科の視点をもってアプローチをするそうです。一つの科目を教えるのに常に複数の科目の教員が議論して授業を組み立てていくそうです。日本とオーストラリアの教育の違いにとても驚きました。この授業ではYear1の生徒と一緒に工作を楽しむことができました。そして後半では、ユッケの「すき焼き」のプレゼンテーションも行われました。最後に湘南学園の生徒からYear1の生徒に扇子がプレゼントされて、Year1の生徒達はとても喜んでくれました。
3時間目は、Year8の「ドラマ」の授業に参加しました。「ドラマ」という授業は、先生から出されるテーマを、1人または複数で体を使って表現したりします。表現が難しいのですが、日本の学校で行われるレクリエーションに自己表現の要素を取り入れた感じの授業です。もちろん「ドラマ」という通り、演劇も行われます。「ドラマ」の授業は海外では比較的よくある授業だそうです。授業では、体を動かしながらノックスの生徒達と一緒に楽しむことができました。最後に、グループに分かれて王様、女王様、その周りの調度品を表現したのですが、それぞれが独自の表現をしていてとても面白かったです。
4時間目はPrep School(幼稚園)の授業に参加して、紙を使って日本の桜を作る工作をしました。そして、授業の後半ではMikiが「お好み焼き」、ありさが「着物」、ななみんが「原宿」、のプレゼンテーションを行いました。Prep Schoolの生徒たちが一生懸命聞いてきたのが印象的でした。
5時間目は、ティナ先生のYear6での日本文化のプレゼンテーションが行われ、まみごんが「日本のトイレ」、MIが「歌舞伎」、もえちーが「回転すし」について発表しました。日本のトイレは、便座が温まったり、ウォシュレットがあったりと海外の人にとってはとても珍しいそうです。生徒たちはがんばって発表していて、彼らの英語を聞いていると、このオーストラリアセミナーで上達してきたなと感じでとても嬉しかったです。
放課後はフェアウェルパーティーが行われました。ホストファミリーやこれまでに授業で関わってくださった先生や多くの方々が参加してくださいました。フェアウェルパーティーはノックス校の生徒達の演奏から始まり、湘南学園からはOoxora HarukiとRYUによるスピーチ、RYUの空手の型、発表があり堂々としていて見事なものでした。そして湘南学園の生徒全員でのダンスの発表があり、会場全体で多いに盛り上がりました。これでノックス校での全活動が終わりました。明日はいよいよ日本帰る日です。金曜日の夜と土曜日の午前中は、ホストファミリーと過ごす最後の時間を楽しんでもらいたいと思います。