湘南学園ダンス部合宿3日目
3日目の目標は、「1日中練習できるのが最後なので、練習に集中し各学年周りを見てけじめをつける」です。昨晩の各学年・全体ミーティングでの反省で、自発的に周りを見ることが課題であると生徒自身が自覚をしているのがわかりました。昨日の目標は「周りにも気を配る」というものでしたので、本日も継続して「周りを見る」ことを意識しなければならないという気持ちが感じられました。
本日の午前中も中学生・高校生それぞれ講習会を実施しました。別館での中学1年生だけの講習では、休憩時間に少しだけ本音を聞くことができました。
「3日目つらいなー。疲れた」
「振りがなかなか覚えられない。先輩たちは覚えるのが早くてすごい。」
「振りは部屋に戻ってからイメージトレーニングをしてる。」
「難しい振りをやるのは嫌だけど、できた時の感動がすごい。」
「学年のダンスは入部したばかりの時からずっとやっているから踊っていて一番楽しい」
など初めての合宿で苦労をしながらも、充実した日々を送っているようです。
合宿3日目の夜のお楽しみ会は、毎年恒例となっている生徒がとても楽しみにしているイベントです。この日まで生徒たちが忙しい合間を縫って準備してきました。会が始まると高校2年生を拍手で迎え入れおもてなしをします。
まずは、「映画の名前当てクイズ」でした。中学2年生と1年生で映画のワンシーンを再現し、他の生徒が当てていきました。髪の長い生徒が2人出てきて髪をつなぎ合わせて「塔の上のラプンツェル」を表現したりと工夫を凝らしていました。
中学3年生は、ブルゾンちえみさんのモノマネでダンス部について語ってくれました。
高校1年生はホールを真っ暗にして自分たちで創作した怖い話をして、会場が悲鳴に包まれました。
高校2年生は、シンデレラのパロディの劇をしてくれました。ガラスの靴の持ち主のお姫様はなんと先生だったというオチがついていました。
各学年の出し物が終わるとみんながドキドキしていた「名前当てゲーム」です。部活内のお互いの名前を全員分覚えているかどうか試されています。上級生は新しく入ってきた1年生の名前を全て覚えておく必要があり、1年生は上級生全員の名前を覚えておく必要があるため、見ているこちらがドキドキしてしまいました。結果は無事、ミスなくクリアすることができていました。
生徒達は溜まっていた3日分の疲れも吹き飛んだのではないかと思うほど、お楽しみ会で笑っていました。チームとしての仲が深まったところであと1日乗り越えてほしいと思います。