第1回エンパワーメントアメリカセミナー 3日目
今朝は、生徒達はホストファミリーに車でカレッジまで送って戴き、朝からESL(= English as a Second Language)の授業を受けました。この授業は、ファッシリテイターのパトリック先生の指導のもと、何と4名の Student Leaders の大学生が、湘南学園生3名につき1人ずつサポーターとしてついて戴き、学園生達がこれまでに経験したことのないような恵まれた環境で、英語学習に取り組むことが出来ます。さらに、現地スタッフ2名とISA添乗員の方々にもサポートして戴き、僕も含めて8名の大人が12名の生徒の英語での表現力を引き上げるという贅沢なシチュエーションでのプログラムになっています。
プログラムは最初は、アイスブレイクで、生徒がスムーズに英会話に取り組んでいけるように、“Find someone who ….”と題した自己紹介アクティビティーを行いました。これは、“Do you have an old sister?”とか“Have you visited the United States before?”とか“Do you not like math?”などの簡単な合計10個の質問をして回り、それぞれの質問に“Yes”と答えた人を合計10名見つけていくというアクティビティーです。これら10個の質問の中には、“Do you know three languages?”というものもあり、これに“Yes”と答えたパトリック先生は、何と、英語・イタリア語・スペイン語・ポルトガル語・中国語・韓国語、そして、ポーランド語の7ヶ国を理解することが出来るということでした。そう言えば、パトリック先生の自己紹介で、自分の名前を Patrick ではなく Patryk と綴っていたのは、彼のご両親がポーランド人で、彼自身がポーランド生まれであることがその理由でした。彼は、アメリカ国内だけなく、スウェーデンや韓国などでも英語を教えた経験を持っているとのことでした。生徒達は、このアクティビティーを大変積極的に取り組み、英語で話したり聞き取ったりすることにスムーズに入っていけたようです。
こうしてとても良い感じで英語学習をスタート出来たこともあり、その後のグループ毎のアクティビティーでも誰一人として飽きることなく、活発に英語学習に取り組み、あっという間に午前中の3時間が終了しました。午前中の最後には、各グループ頃に、“The most interesting person in the world”を意見を出し合いながら絵に描いていくというアクティビティーで締めくくりました。どのグループでも色々と英語で意見を出し合いながら、ユニークな作品を創り上げていました。
お昼ご飯は、大学のカフェテリアで、ビュッフェ形式で、それぞれが好きなものを好きなだけ食べたり飲んだりすることが出来ました。クレアモントカレッジでの昼食は、セミナー期間中すべてこのスタイルで昼食を戴くことが出来るとのことで、生徒達は、とても満足している様子でした。
午後のアクティビティーは、午前中の学園生3名とスチューデントリーダー1名の合計4名ずつで、「lキャンパスツアー」と題して、広大な大学内を案内して戴き、そのツアーの中で、指定された場所場所で、写真を撮って来たり、キャンパス内で出会った大学生にインタビューしたりするというアクティビティーを行いました。どの企画も、普段の日本の教室で行う英語学習とは、全く違うクォリティーのものなので、生徒達は、生きた英語に囲まれながら、日本では考えられないような素晴らしいキャンパスの中でとても新鮮な英語学習が出来たんだと思います。ISAの添乗員の方や現地のスタッフの方にも「湘南学園の生徒達は、本当に積極的で、これからが楽しみですね!」とお褒めの言葉も戴くことが出来ました。