高校2年生 ~総合的な探究の時間~
今年度の高2の総合的な探究の時間は「誰一人取り残さない社会をつくる〜Think Globally、 Act Locally! 平和のために私たちにできること~」を大きな目標としました。その上で、総合委員の生徒たちを中心として「文化」「環境」「コミュニティ」「健康・福祉・法律」のテーマを設定し、同様のテーマについて興味を持った生徒たちで班を構成して学んで参りました。学びの仕上げとして実施したフィールドワークでテーマに関する興味・理解を深めた生徒たちは、後日活動において学年の仲間たちへの成果発表を致しました。どの班も、総合的な探究の時間を開始した頃からは想像もつかないほど、熱い思いにあふれた発表を見せてくれました。立派な発表をしてくれたことは学年教員として本当に嬉しく、中学生の頃から見守ってきた生徒たちの成長が頼もしく感じられました(o^―^o)ニコ
私が担当した「コミュニティ」の在り方について考えるグループでは、コミュニティを成立させるために欠かせないものを本質的な面から探ろうとした班が多くありました。ストーカー被害者・加害者を守る活動、子どもの貧困と向き合う活動、地域コミュニティを拡充するために祭りやレクリエーションなどを企画・運営する活動、カウンセリングや対人療法といった視点から人々の心と触れ合う活動、仮想空間におけるコミュニティの形成を模索する活動、教育という観点からコミュニティ形成について模索する活動・・・。様々な活動でご活躍する方々からお話しを伺ってきた生徒たちは、コミュニティを通じた人々の幸福・平和の在り方について全力で語ってくれました。世の中には様々な活動をしている方がいらっしゃって、全ての方が人々の幸福と平和を願っている・・・。そのことを改めて実感した成果発表会、そして今年度の総合的な探究の時間でした。この学びの延長に11月のカナダ研修旅行があります。生徒の皆さん、ともに学びを深めていきましょう(‘ω’)ノ