2024年度カナダセミナー4日目の報告 その2

2024年7月31日

 今日の休み時間には、日本文化をカナダの中高生に伝えるという素敵な交流が生まれました。何と、学園生達が、アシスタントの中高生や先生に、日本語を教えていたんです。Sure.「いいよ」、Good morning.「おはよう」、Hello.「やぁ」、See you.「またね」といった挨拶表現や、one「いち」、two「に」、three「さん」、four「よん」・・・・・・・・ one hundred「ひゃく」などの数字や、数字を応用して、January「いちがつ」、February「にがつ」、March「さんがつ」・・・・・・December「じゅうにがつ」といった月の呼び方を彼らに教えていました。そして、これらの応用として、“When is your birthday? Answer in Japanese, please.” という質問まで英語でしていたんです。すると、カナダの中高生も真剣に答えを考えて、「12月18日」とか「6月23日」とかちゃんと答えることが出来ていました。その正解に対しては、「おおぉ~!」という歓声があがっていました! これは本当に嬉しい光景でした!

 午後は、まず、Aquatics という名前のスポーツセンターに行きました。そこへ行く途中に、高速道路の横断陸橋を渡ったのですが、そこで、先生が、「トラックの運転手さんに “クラクションを鳴らして!” とお願いする合図があるから、それをやってみてごらん!」と教えてくれました。生徒達は、陸橋の上からこちらに向かってくるトラックにこの合図を送ると、必ずといっていい位の割合で、運転手さん達が「プップゥー!」とクラクションを鳴らしてくれていました。カナダの人達って、本当にフレンドリーだなって実感しました。

 Aquatics では、自分の希望で、プールに入る生徒とバドミントンやバレーボールをする生徒達に分かれて、それぞれ約1時間半、スポーツをして楽しみました。プールでは、ビーチバレーで遊んでいると、見知らぬカナダの青年達が「一緒に混ぜて!」と言ってそのビーチバレーに入って来て、それはそれはとてもとても楽しいひとときを過ごしたようです。バドミントンやバレーをやった生徒達も、スポーツのすがすがしい汗をかくことができたようです。

 運動をして汗を流した後は、カナダ人達が大好きな “Tim Hortons” という名のお店に行って、喉の渇きを癒やしました。このお店では、日本ではなかなか売っていないと思われる “Frozen Lemonade” と呼ばれるレモネードのスラーピーのような飲み物が学園生達に大人気でした。とてもおいしい味が、舌の上でじわっと広がり、すごく冷たいレモネード水と氷の合いの子が、渇いた喉に強烈に突き刺さり、それを飲む者に大満足感を与えてくれました!