【高2カナダ研修旅行 ブリティッシュコロンビア大学での活動】

2024年11月12日

 今日は、まるまる1日を使って、カナダ西海岸の The University of British Columbia「ブリティッシュコロンビア大学(以下UBCと記載)」でプログラムを行いました。UBCは、現、第29代カナダ首相シャスティン・トルドー氏を始め、これまで4人のカナダ首相経験者が在校、さらに8人のノーベル賞受賞者を輩出している大学です。また、常に世界の公立大学でトップ20、私立大学も含めた世界大学ランキングでも50位以内をキープするなど、国際的な知名度がとても高い大学です。カナダ国内では、東部のトロント大学に続いて最も入学基準が厳しい大学です。(UBCは、2023年度版の Times Higher Education World University Rankings の大学ランキングではカナダで2位、世界では40位にランクされた。また、2022-2023年の U.S. News & World Report Best Global University Ranking のグローバルに活躍する大学ランキングではカナダで2位、世界では35位にランクされ、さらに、2022年度の Times Higher Education’s 2022 global employability ranking の就職ランキングでは、世界で36位にランクされた。)

 

 ここでのプログラムは、ほぼグループ別活動で、湘南学園生7名~10名程で構成されたグループ1つ1つに、バディーとして、1~2名のUBCの大学生がついてくれました。そして、午前中は広大なUBCの敷地内をまわるキャンパスツアーを、午後はグループ毎にお題を解いてまわるスカベンジャーハントを行いました。

 キャンパスツアーの最後にはUBCの Book Store に行き、ここで「UBC」と書かれたパーカーやトレーナー、帽子やタンブラーなどを、生徒達だけでなく、引率教員や添乗員さんらも、嬉しそうにお土産として購入していました。
 
 午後のスカベンジャーハントのお題の中には、UBCが本格的に Sustainability に取り組んでいることに気付かされるようなお題、例えば、“Go to the 1st floor and find this sign of an ‘inclusive’ washroom next to Starbucks. What is written under the sign?” というようなキャンパス内の施設である inclusive washroom 「すべての人に開放されたトイレ」 という表示を見つけて、その下に書かれていることが何かを見つけるといったものがあったり、“Find someone ( NOT your UBC buddy!) who speak at least 3 languages. Write down what languages they speak.” のような、UBCキャンパス内にいる大学生にへのインタビューを通じて答えを出すようなものもありました。生徒達は、グループ毎に約1時間40分程、キャンパス内をこうしたお題の答えを求めて、歩き回っていました。

 スカベンジャーハントを終えると、生徒達は、Asian Centre に戻って来て、グループ毎の成績と順位が出るまでの間に、英語でのジェスチャーゲームや伝言ゲームなどをして楽しみました。そして、いよいよ集計結果が発表され、その表彰では、18位から1位までの全生徒それぞれに賞品が配られました。中には、UBCのTシャツやタンブラーなど、高価な賞品をプレゼントしてもらったグループもありました。
 
 こうした活動を通じて、UBCの大学生達と触れ合えたことは、生徒達にとって、とても貴重な体験になったことと思います。ここでの活動が終わってからも、生徒達はバディーの大学生達と一緒に写真を撮ったり、SNSを交換したりしていました。是非、彼らとの交流をこの先も続けて行ってもらえたらと期待しています。

 ちなみに、ここでお世話になったUBCの大学生のひとりが、来週、東京に来るそうです。彼と日本で再会出来たら本当に素敵ですね!