第651回 湘南学園中高の校時帯について

2013年4月15日

 今日は、独自の編成をしている本校の校時帯についてご説明しましょう。

 

 湘南学園中高は、学校6日制を堅持し、土曜日も登校となります。そして朝のHRは、平日・土曜日ともに9時開始としています。
 午前中に50分授業が3コマあり、授業間の休み時間は10分です。平日の昼休みは12時からで、午後はその45分後から50分授業が3コマあります。帰りのHRは土曜日が12時から、平日は15時35分からになります。
 放課後はクラブ活動を中心に委員会活動、補習や学習会などが活発に行われ、最終完全下校は現在、土曜日が17時45分、平日は18時20分とされています。

 

  朝にゆとりを持たせているのは、私学であり立地的にも遠方各地から通学する在校生が少なくないことへの配慮がまずあります。そして何よりも「朝の時間帯」の有効活用というねらいがあります。
 在校生の中には、実際にはかなり早い時刻に登校する諸君もおおぜいいます。「朝講習」が多数開講されるので、朝一番に自分で選んだ科目の勉強に取り組めます。またクラブの「朝練習」が組まれて定例日に一汗かく部員達がいます。クラス担任の先生とじっくり面談することもあります。このように朝の時間帯は柔軟に活用されているのです。
 もちろん早めに来て、友達と談笑したり遊んだりするのも自由です。さらに高校3年生を中心に、校舎のいろいろな所で黙々と自習する在校生の姿をよく見かけます。中学校を中心に、朝のHR前に、「朝読書」や「朝テスト」なども学年単位で独自に組まれています。

 

 朝のHR開始時刻にゆとりがあることで、在校生の登校時間が分散され、駅から学校までの通学路の渋滞が緩和されるメリットがあります。
 登下校の監督とマナー向上のために、生活指導担当の先生方を中心に巡回指導も行われています。今日の写真は、通学風景です。最も在校生の利用が多い小田急線・鵠沼海岸駅から学園の校舎まで徒歩約8分、信号1つもなく、花や緑の美しい閑静な住宅街を通学できる、素晴らしい環境に恵まれています。