日本の諸地域について調べてプレゼンテーションしてみよう!

2014年2月24日

中学1年生の社会科では、世界地理の学習をおえて、日本地理の調査に入りました。

これまでは「先生がみんなに教える授業」でしたが、ここからは「みんなが先生や友達に調べたことをまとめて発信する」形ですすめられます。

あらかじめ、教員が大きく10の地域に分けておきます。生徒は4人1班でクジを引き、自分が当たった地域の自然環境や気候、産業などを調査して模造紙にまとめます。教員からは各チームに「指令書」が出され、それぞれの地域で抱えている課題や、人々の工夫や挑戦なども、追加で調べることになっています。例えば四国地域では、「馬路村ってどんなところ?」「山間部の暮らし~徳島県上勝町の挑戦を調べてみよう!~」といった内容で、それぞれのテーマに関するおすすめ図書やホームページも紹介しています。調べたことを模造紙にまとめる作業は大変ですが、見やすさ、分かりやすさを考えて校正されています。

以下に力作を紹介しますのでご覧下さい。

  

  

発表では、なるべく模造紙を見ないで、自分の言葉で分かりやすく説明することを目標にしましたが、まだまだ原稿を読むだけの発表が多くなってしましました。生徒の感想では、「声が小さくて聞こえにくかった、自分もそうだったかもしれない・・・」などと他の班の批評をしつつ、自分の発表の反省も見られました。皆の前で発表する初めての機会で、このような感想が出たことはとても大切です。中には、模造紙だけでなく、写真や図表を掲げて説明する班や、ホワイトボードに図を書いて説明する班、最後にクイズを出して盛り上げる班もあって、多くの生徒が緊張しつつも楽しく学習できたようです。

  

 

学園生活では、このようなプレゼンテーションの機会が様々に用意されています。今後の活動で、今回の経験が役に立ってくれるのではないかと期待できる内容でした。