「早大生と行く!ポーランド(アウシュビッツ)・リトアニア ヒストリーツアー」プレ企画を実施!!

2014年3月11日

2月20日(木)の放課後、今年の夏休みに「早大生と行く!ポーランド(アウシュビッツ)・リトアニア ヒストリーツアー」を初めて実施するにあたってのプレ企画として、早稲田大学の公認サークル「千畝ブリッジングプロジェクト」の大学生6名をお招きして、外交官であった杉原千畝<すぎはらちうね>氏や、バルト三国のひとつであるリトアニアなどのレクチャーをしていただきました。

当日は、大学生の皆さんの分かりやすい説明で、とて充実した時間になりました。

「杉原千畝って誰?」と思う人もいるかもしれませんが、彼は、第二次世界大戦中に、赴任していたリトアニアで、迫害を逃れてきたユダヤ人に、日本通過ビザ等を発行して、約6000人の命を救ったことで知られています。ただ、このビザ等の発行は、外務省の指示に従わない形でおこなわれたため、戦後は外務省を退官させられ、湘南学園の近くに住まわれました。ご子息は、湘南学園に通われていましたので、少なからず、この学園にも縁のある方です。

その杉原氏の「人道的」な行動に感動して、多くの人にその意義を伝えたいという熱い思いをもったのが、「千畝ブリッジングプロジェクト」の皆さんです。この夏、この方々と一緒に、リトアニアや、ホロコースト(ユダヤ人の大量虐殺)の象徴的な場である「アウシュビッツ強制収容所」などを訪ねようというのが今回のツアーです。ツアーでは、現地の方々との交流などもふんだんに取り入れる予定でいます。

さて、ツアーの説明会が4月12日(土)に行われます。昨日(3月10日)、その案内プリントを、中3・高1の生徒全員に配布しました。ツアーに参加するかどうかに関わらず、少しでも関心のある生徒や保護者の皆さんに、是非とも参加してもらいたいと思っているところです。