美術部:湘南モノレール江ノ島駅の壁画制作
湘南学園美術部:GWの特別活動
“湘南モノレール江ノ島駅の壁画大制作”第1日目
タイトルは、“OCTOPUS ~先輩へのHOMAGE ~”
テーマは、湘南にちなんでのタコと海
平成26年4月29日、湘南学園の美術部史上に残る大きな活動がいよいよ始まりました。
午前10時より湘南モノレール江ノ島駅の構内にて、壁画制作の第一歩がスタートしました。
今回の壁画制作に向けて、中心となる原画の1つとなった下絵をデザインしてくれたのはクラブ活動としては受験に向けて引退した旧部長で高校3年生の佐藤菜々栄さんです。また美術部の過去の先輩方の作品の1つに非常に色彩豊かで、優れたデザインの作品が現存していることが分かりました。そうした先輩方の優れた作品をモチーフとして融合し、これまでの美術部の諸先輩方への感謝の意味も込めて、今回の壁画制作の作品タイトルにつなげることとなったと美術部指導コーチの内藤ひとみ先生は語っています。さて初日となった本日は、中高美術部部員10名が集まり、制作場所となる階段壁面の雑巾がけの清掃活動から活動を開始し、その後午前中は縁取りの作業へと進みました。
制作過程で第一の関門ともなる縁取りの作業は、寸法に関する正確さが要求されます。そのためメジャーなどいくつかの測定器具はもちろん、普段あまり見慣れることのない水平器なども使用し、さながら建築現場を思わせるような段取りを踏むこととなりました。マスキングテープをこれから描かれる位置となる壁面のひとつひとつに正確に貼り、縁取りの作業を約2時間で完了しました。
午後からは縁取りされた制作場所の壁面に白色のペンキを塗装し、その乾きを1時間程待った後、下書きの線画を入れていく作業となりました。中学・高校の学年の垣根なく美術部部員のみんなで協力し、大変明るくそして楽しく壁画制作の作業に没頭している姿に顧問、指導コーチ、そして湘南モノレール江ノ島駅の職員の方々が完成に向けて大きな期待を寄せています。
GWも始まり江ノ島駅を利用される一般通行客や観光客の方々も、一様に物珍しそうに興味を抱かれながら通過されていきました。
壁画制作の活動は、ゴールデン期間中の午前10時から午後4時の間、湘南モノレール江ノ島駅の構内にて行われます。完成予定は5月5日前後と計画しておりますが、果たしてどんなデザインの壁画が江ノ島駅構内に登場することとなるのか、乞うご期待下さい!
湘南学園美術部顧問:渡邉哲郎