美術部:湘南モノレール江ノ島駅の壁画制作 4日目
湘南学園美術部:GWの特別活動
“湘南モノレール江ノ島駅の壁画大制作”4日目
“ OCTOPUS ~先輩へのOMAGE~”
~いよいよ完成に向けて大詰めの1日 ~
湘南モノレール江ノ島駅での壁画制作の第4日目です。
午前中の活動では、昨日より作業経過中の壁画中央部分のタコの吸盤作りからスタートです。
吸盤に立体感を浮き出すために重ね塗りを繰り返し、OCTOPUSの姿もより躍動感が醸し出されてきました。
また昨日より取りかかった江ノ島駅4階壁面のデザイン壁画も誠にきれいな仕上がりとなっています。
4階の壁面では、海とタコのテーマとはデザインを異にして、ピンク・ブルー・イエローなど大変美しく色鮮やかな色彩の上から、かわいらしい“蟻さんたち”をちりばめたデザインとなっています。単純に考えるとテーマの壁画を引き立てるバックとしての壁画デザインは、クローバーやチューリップなどきれいな花々などの絵画を思いつきがちです。しかし今回の“蟻”をちりばめた色彩感覚は、色鮮やかなシルエットととてもマッチしてかわいく非常に美しい仕上がりとなりました。シルエットに見事に溶け込んだ“蟻さんたち”の表現を思いついた部員たちの発想力と感受性にまさにアッパレです。
昼時ともなると江ノ島駅構内は、江ノ島へ向かう多くの観光客の方々の見物や地元小学生たちからの歓声が入り混ざり、壁画制作の階段はさながら展覧会の会場と化してきました。江ノ島駅を利用している湘南白百合の小学校の生徒さんたちも、「昨日とまたちょっと変わっているね!」「あっ! 出来ているよ。」「見よう見よう!」など大変楽しそうに壁画を鑑賞しながら階段を登っていってくれました。楽しく、そしてとても嬉しい一時を感じさせて頂きました。
壁画制作も順調に作業が進んだため、当初の予定よりもはるかに早いペースで仕上がりを迎えられそうです。本日の夕方には待望の中央OCTOPUSの壁画のマスキングテープカットが行われ、壁面に縁取られていたテープがはがされると、部員たちからは一斉に大きな歓声が上がりました。明日の午前中には江ノ島駅構内の2階から4階までの壁面に、江ノ島の“海とタコ”、そして色とりどりにデザインされた壁画たちが鮮やかに広がりを見せてくれることでしょう!
今回の壁画制作の模様は、本日付けの読売新聞朝刊の湘南版に掲載されています。
また5月4日(日)の16時14分より、FMヨコハマの生放送「WE LOVE SHONAN REPORT」の「EVENING BUZZ」の番組内で紹介される予定です。
平成26年5月2日 湘南学園美術部顧問:渡邉哲郎