高校バスケットボール部、最後の大会となるインターハイ予選結果報告
5月10日(土)湘南学院会場にて高校生最後の大会となるインターハイ予選が行われました。
本校は1試合目に女子が平塚商業と、2試合目に男子が平塚湘風との一戦となりました。その試合内容を報告させていただきます。
【女子】
試合開始から小気味よく点数に繋げ、流れを掴んで試合に入ったかと思ったが、ファウルなどが重なり少しずつ相手チームの流れになっていった。しかし、少しずつ相手のディフェンスにはまり、追いかける展開となっていった中、本校のセンターが3つめのファウルとなり、ベンチに下げなければならない状況となってしまった。すると一気に流れを相手チームに持って行かれてしまい、その結果、前半を終わって18点のビハインドで後半を迎える苦しい状況となった。後半に入り、一気に状況を変えるため、マンツーマンだったディフェンスをゾーンディフェンスに切り替え後半に臨んだ。すると相手も流れを崩し、少しずつ流れを引き寄せジリジリと相手に近寄った。4Qには相手を逆転し、一時リードをしたがその後の引き離すチャンスをものにできず、また少しずつ流れが相手に傾いた。残り2分のところで相手も思うような攻めが出来ているわけではなかったが、要所で3Pを決められ万事休す。最終的には10点差で敗れてしまった。
【男子】
気合いを入れて試合に入ったが、それが終始裏目に働いてしまった。序盤から本校男子の持ち味である厳しいディフェンスも思うように発揮できず、打てども打てどもシュートが全く決まらないかたちで試合が進んだ。そんな中、少しずつ厳しいディフェンスが機能し始め、相手の点数は思うように伸びなくなった。しかし、シュートが思うように決まらず、連続得点をしたいところで決めきれず、流れに乗りきれない。そうこうしているうちに前半が終わり後半を迎える。後半に入ってもシュート確率は大きく伸びることはなかった。ディフェンスは何とか食らいついていたが、得点が伸びないことでいまいち流れにも乗ることが出来なかった。そうこうしているうちに点差は30点と離れていき、残り時間も少なくなっていった。終盤に少し、シュートが入り始めたが、最後の大会特有のプレッシャーからか、思うようなバスケットが出来ずに残念ながら敗退となった。
男女共に思うような試合展開でバスケットをすることができませんでしたが、「これがバスケット」、「これが勝負の厳しさ」ということを痛感しました。しかし、我がバスケットボール部員達は一生懸命、日々の練習に取り組み、自分たちのやるべき事を日々追求してくれました。
「自主性」というテーマを掲げ、今日まで取り組んできたことは「人としての大きな財産」としてくれたと思っております。熱き『闘志』を持ち、『一意専心』本気で取り組んできたからこそ、その時に流した涙は顧問として熱いもの感じました。バスケットボールを通して大きく「人として成長」してくれたことを心から誇りに思っています。次はこの経験を湘南学園の出口となる「受験」というステージで目一杯発揮してほしいと思っております。
最後に、当日応援に駆けつけてくださった保護者の方々、高3生、OB・OGの皆さん、などなど沢山の方々。本当に心強い応援をありがとうございました。他校の会場をホームコートのような雰囲気で包んでいただけて本当に心強かったです。心より感謝申し上げます。今後は新チームとしてスタートを切りますが、今後とも湘南学園バスケットボール部を宜しくお願い致します。