韓国英語村 3日目
3日目になりました。だいぶ子ども達も英語の生活に慣れてきたせいか、リアクションもオーバーになり、先生の言った事をずいぶん早く反応できるようになってきました。そして3日目、子ども達に大きな変化が起こった一日になりました!
今日の中学生の授業は以下の通りです。
1. Game Room
2. Fast Food
3. Dart
4. Fire Station
5. Magic 2
6. Fashion Show
まず、2コマ目のFast Foodの授業は、ファーストフード店を舞台にした授業で、前日に続き、店頭がそのまま教室の中にあります。比較的に子ども達に馴染みのある単語が多かったので、アクセントに気をつけながら発音の練習をしていました。
その後は、子ども達の目の前には大好きなファーストフードのサンプルがズラリと並べられ、「どれにしようかなぁ」と言いながら、子ども達の目は食べ物に釘付けでした。
そして、その後は店員役とお客役に分かれて注文の練習をしていきました。ある男の子は女性店員になりきって、わざと声を高くして演じ切ってくれました!皆も笑いながらも、しっかり英語で注文していました!
ここで驚いたのは、二日目まではまだお互いを意識しているのか消極的だったのですが、今日は自ら手をあげて授業のボランティアをしたり、声に出している様子が見られたのです!
3コマ目の授業はDart、そのままダーツです。皆必死に的にダーツを投げ、力づくでやる人もいれば、気持ちは当てようとしているけど外れてしまったり、すんなり当たる人がいました。英語はそっちのけでダーツをやってるように一見見えるのですが、ダーツのルールや点数(2倍、3倍)の説明を全て英語で先生から教えてもらっていました。自分がどれだけのスコアなのかを自然と理解し、点数が良かったのか悪かったのか自然と反応ができるようになっていたのです。
こちらも一回、二回じゃ足りず”One more!”「もう一回!」と英語で先生に積極的にお願いしていました!いいぞ!その調子だ!
続いてFire Stationの授業です。少し難しいレベルですが、火事に関する単語をやっていきました。例えば fire extinguisher(消化器)やarson(放火罪)など、高校生でも分からないような単語を学習していきました。英語を通して、火事にならないような注意点や火事になった場合の避難方法を先生が説明をしてくれました。
そして、教えてもらった避難方法をいざシミュレーションしてもらいました。どうシミュレーションをしたかと言うと、この教室に実は、1または2部屋分の広さのある部屋が隠されていたのです!その部屋に子ども達はとても興味を持ち、”me! me!(僕/私が行く!)と次々に声を上げました。
中学生も私に「先生も一緒に来て!」と言われ、私もついて行く事に。部屋の中に入ると、床が揺れたり、部屋の中も赤くなり、ドアノブが少し熱かったり、ゴーゴーと炎の大きな音が鳴る仕組みになっていたのです!ここまで設備がしっかりしてるとは私もとても驚きました!子ども達と私はキャーキャー言い、一方先生はニヤニヤしていました。
「面白い!」、「最初怖かったー」、”One more! One more! Please!”など言って、子ども達は盛り上がっていました!
最後のFashion Showは、韓国の子ども達と合同授業です。今回は小学生グループと一つのチームになって、新聞紙とハサミのみで服、アクセサリー、帽子、靴などを制限時間内で作り、後にファッションショーをしていくという内容でした。
皆さん、彼らが何を作ろうとしているかお分かりでしょうか?
完成した作品はこちら!この三人がモデルを務めました!真ん中の子、しっかりウインクして、キマってます!
着物、ふんどしスタイル(子ども達はJapanese pantsと先生達に教えていました)、そして侍です!完成度が高く、彼ららしい作品が出来上がったと思っています!ファッションショーを通じて日本の伝統的なファッションを他の国の子ども達に示すという点が非常に良いなと感じました!本当に素晴らしかったですよ!
この時、中学生と小学生男子はすでに韓国の男の子達と友達になっており、すれ違うと英語で挨拶をしたりハイタッチをしてコミュニケーションをとっていました!
本日の全ての授業が終わり、子ども達に三日間の感想を聞いてみました。
「あともう一週間ここにいたい!」
「最初は不安で今日も何言ってるか分からない時あったけど、何だかんだ大丈夫だった!早く日本に帰って美味しいご飯が食べたい!」
「ずっとここにいてもいいかも。だって英語の授業が楽しいもん!」
感想も様々です。
明日がいよいよ最終日です。
子ども達は何を思い、どんな気持ちで明日を迎えようとしているのでしょうか。
最終日のブログ更新に、乞うご期待下さい!