高1化学 中和滴定による食酢の濃度決定

2014年12月19日

本校の理科では「本物からの学び」を大切にしており、実験を多く取り入れた授業を行っています。

今回は、先日高校1年の化学の授業で行った「中和滴定による食酢の濃度決定」についてご紹介します。

 

酸性の物質とアルカリ性の物質を混ぜ合わせると、それぞれの性質を打ち消しあう「中和反応」が起きることはご存知の方も多いのではないかと思います。この実験では、酸性の物質である食酢にアルカリ性の物質である水酸化ナトリウム水溶液を加えていくことで起こる中和反応を利用して食酢に含まれる「酢酸」の濃度を求めました。

 

高校に入り、本格的な装置を使っての実験ということで、目を輝かせて取り組んでいました!

また、男子と女子とでチームワークを発揮して、協力しあって進めている姿がすばらしかったです!







実験後の授業では、結果をクラス全員で共有し、「なぜこのような結果になったのか」について、結果から考察できることをみんなで考えました!
また、実験後のレポート作成も大切にしており、実験操作や結果、考察などを簡潔にわかりやすく表現する力を育んでいます。

レポートについては一人一人に丁寧な添削を行い、必要であれば再提出を求めることもありますが、多くの生徒が非常に熱心に取り組んでいます。(以下の写真は生徒が作成したレポートです)





高校1年生ではレポート提出の機会があと1回ありますので、力作を期待しています(^^)!!