中学1年 はじめての合唱コンクールに向けて
来週の金曜日に「合唱コンクール」が行われます。
校内では、あちらこちらから歌声が聴こえ、どのクラスも合唱コンクールに向けて一生懸命練習をしています。
中学1年生にとっては、湘南学園に入学して初めての合唱コンクール。練習の仕方やコンクールへの姿勢、クラスのまとめ方など初めてなことばかり。日によって調子の良い時もあれば悪い日もあったりと、練習は順風満帆とはいきませんが、クラス一丸となって練習に励んでいる姿に成長を感じます。
練習では「音の強弱」「声量」「指揮の仕方」「各パートとの調和」等々、気をつけるポイントはたくさんありますが、そうしたこともできる限り生徒に気づかせ、生徒自身によって全体へフィードバックさせるよう働きかけています。
「息つぎの前が切れて弱くなっている」
「テノールが聴こえない。強弱をちゃんとつけないと」
「全然声が聴こえない」
と、檄が飛ぶこともあれば、
「今のすごく良かったよね!」
と、うまくいった時には満面の笑み。
時間とともに、どんどん熱が入ってきていて本番が期待できます!
生徒や担任の先生の個性によっても、それぞれクラスのカラーが出ます。
先生も一緒になって歌って練習をするクラス。リーダーが上手にまとめているクラス。なかなか声が揃わないクラス。細かく先生からアドバイスが飛び交い一生懸命にそれに応えようとするクラスもあれば、「みんなで仲良く楽しく元気に!」と先生が語る、元気いっぱいのクラスも。中学1年は6クラスありますが、どのクラスもカラーが出ていて魅力的です。
「個性が強いので、それが1つになった時のハーモニーを見てみたい!」と熱く語る先生も。
練習の終わりに、生徒たちに意気込みをきいてみました。
「日々の練習で積み重ねてきた努力の結晶を本番では200%発揮したい!」
「中学に入って1年間の最後の行事なので、みんなで仲良く頑張りたい」
「なかなかみんなが協力してくれなくて、まとめるのが大変です。音程や歌詞など覚えることがいっぱいだけど、初めての合唱コンなので成功させたいです。」
と、本番に向けて気合十分な様子が伺えました。
いよいよ今週の金曜日は本番、舞台は鎌倉芸術館。ステージで素晴らしい歌声を披露してくれることを心から願っています!