チョコ・カフェを実施しました!

2015年2月9日

チョコ・カフェとはフェアトレードチョコレートを広める活動で、様々な地域のイベントや学校、オフィスなどで行われています。昨年に引き続き、湘南学園も2回目のチョコ・カフェを行いました!



今回もカフェテリアにてフェアトレードチョコレートを販売し、中高ホールで映画『バレンタイン一揆』の上映をしました。7種類のチョコレートを見比べながら「どれにしようかな?」と迷ったり、「自分用にはこれにする!」「お父さんにはビターチョコにしようかな~」なんて、楽しそうな会話も聞こえてきました♪ 1番人気だったのは、王道のミルク味。

たくさんあったフェアトレードチョコレートは、中高生や教職員、同窓会やカフェテリアのスタッフの方々など多くの人達に広まっていきました。

手頃な値段ですぐに手に入るチョコレートはどこにでもありますが、フェアトレードの商品を選ぶことで、開発途上国の生産者の収入が向上し、子どもが働かずに学校に通えるようサポートすることができます。

 

「フェアトレード」とは、途上国の農村やスラムに暮らす人々に仕事の機会を作り出し、自立と生活の向上を支援する公正で対等な貿易のことです。子供の教育にお金をかけることができない地域では、子供が重要な働き手となり、教育を受ける機会を失っています。こういった貧困と児童労働の実態について、本校では、中一地理の授業で学習をします。

 

チョコレート1枚300円という値段に、はじめは「高いな」と感じる生徒もいましたが、これを広め続けることでカカオ農園で働く人達に、ちゃんと賃金が支払われるようになることや、児童労働に苦しむ子供達を救うことができるということを伝えると、みんな納得してチョコを購入してくれました。 

その後は中高ホールにて、NPO法人ACE(エース)のドキュメンタリー映画『バレンタイン一揆』の上映会を行いました。

児童労働の問題と出会い、悩み、闘った、日本の女の子たちの物語です。この映画を見て、より多くの人に児童労働の実態を知ってもらえるよう、来年も学園での上映を検討しています。

 また、中高図書室では関連図書の紹介も行っています!

甘い香りがしてきそうな、かわいらしいディスプレイです(´∀`=)ついつい本を借りたくなりますね♪