中国昆明留学生 湘南学園ステイ2日目
昨夜遅くにホストファミリー宅に到着した留学生も、ホストバディーの学園中高生と一緒に、今朝は元気良く湘南学園に登校して来ました。1校時は、ちょうど朝礼が予定されていたので、全校生徒の前で流暢な日本語で挨拶してくれました。日本語の勉強を初めてから、わずか1年半~2年半程しか経っていないにの、彼らの日本語は、今すぐに通訳にでもなれるのではないかと思える程の高いレベルなのです。これには、スピーチを聴いていた学園生達はみんなビックリ仰天だったかと思います。
2校時は、湘南学園に留学生がやって来る時は常にご協力して戴いている湘南学園PTAサークルの『湘友会』の皆様による茶道体験を行いました。小学校の和室で、和服姿の湘友会のお母様方と師匠の先生に囲まれて、本格的に茶道に触れさせていただきました。出していただいた和菓子も抹茶も留学生達の口にとても合っていたようで、大変おいしく戴いていたようです。
午後には、中学2年生の国語の授業に参加しました。ここでは、四字熟語について、いろいろと説明を受けた後、これらの熟語を使って、実際の日本文を作ってみました。また、参加した高校1年生の英語の授業では、3名の学園生の英語のスピーチ発表を聞いた後、中国の紹介や 中国語クイズなどを留学生が作成したパワーポイントを使ってプレゼンしてもらいました。皆さんは、中国で『手紙』と言えば『トイレットペーパー』を、『娘』と言えば『母』を表すってことを知っていましたか? このような同じ漢字でも日本語と中国語とでは使われている意味が異なる漢字について、20個程紹介してもらいました。とても興味深かったですね。
日本にやって来た留学生だけでなく、学園生にとっても、お互いの出会いがとても刺激的で魅力あるものになっているようです。この1週間で、益々それぞれの交流が深まっていくことを期待しています。