シリーズ:英語の多読活動 第二回「本当に分かるようになるの?」~多読のしかけ~
2015年2月21日
さて、シリーズでお送りしている湘南学園の英語多読活動ですが、今回は「多読で本を読むだけで本当に英語が分かるようになるの?」という疑問にお答えします。
現在多読活動で使っているOxford Reading Treeは本当に良くできた教材で、それぞれの本ごとにターゲットとなる表現が設定されており、その表現が手を変え、品を変え何度も何度も出てきます。早速、実際の教材を見てみましょう。ご紹介するのはOxford Reading Tree Stage 4のThe Balloonという本です。この本で設定されているターゲットとなる表現はwent wrongというものです。読んだら分かるかな?
みなさん、何となくおわかりなのではないでしょうか?went wrongは「故障した」という意味ですね。ね、分かったでしょ?
ただ単に『go wrongで「故障する」だから、goを過去形のwentに換えたら「故障した」になるでしょ?』と教えられるより、よっぽど身につくと思いませんか?これが多読のからくりなんですね。このブログを読んで多読に興味を持ったというひと、是非多読活動に参加しましょう。お待ちしています。