連続講演会 第2回の様子
2015年7月10日
講演は杉原千畝に関することが語られましたが、よく知られたエピソードだけでなく、あまり知られていないエピソードについても話され、また、杉原研究の第1人者である白石氏ならではの洞察や分析もあり、2時間があっという間すぎてしまうほど中身の濃いものとなりました。当時のヨーロッパの背景については日本人にはなかなか理解しづらいことが多いですが、こうした背景も踏まえて、とてもわかりやすくご説明いただきました。戦後、鵠沼に住まわれた杉原千畝のご子息が湘南学園に通われていたということもあり、今回この講演を開催することとなりました。
今回の講演会の参加者は150人近くにのぼり、会場を変更するなどご参加の皆様には大変ご面倒をおかけいたしました。この参加者の多さから、杉原千畝に対する関心の高さを改めて感じる機会ともなりました。講演終盤の質疑応答の時間でも、非常に多くの質問が寄せられ、講演後も白石氏へ質問される参加者の方がとても多かったことは印象的でした。