2015年度 オーストラリアセミナー1・2日目
夏のまぶしい太陽が熱く輝く中、私達湘南学園中高の第6回オーストラリアセミナー一行17名は、南半球の真冬のメルボルンへと旅立ちました。今年も成田空港からは、カンタス22便にて、シドニー経由でメルボルンに入りました。今回の渡豪の旅で、飛行機に乗るのも初めての生徒もおり、生徒達は、この出発の日をどれだけ楽しみにしていたことでしょう。
そして、今回同行して戴くサトキ先輩も、この日をどれだけ待ち望んでいたことでしょう! 彼は、学園在学中に、セミナーと中期留学との2回ノックス校で学んだ経験があり、ノックスとの出会いが、彼の大学で何を学ぶかを 決定づけたと言っても過言ではないそうです。大学に入学すると、1年生の9月から約8ヶ月間ワシントンDCでの留学にチャレンジし、今回、在学中から強く胸に抱いていた「大学生になったら、今度は同行者としてノックスに後輩達を連れて行ってあげたい!」との願いをかなえることになったわけです。
⇒同行するサトキ先輩の【卒業生からの学びブログ 第2弾】
参加生徒の皆さんには、飛行機に乗る直前に今の心境を伺ってみましてので、ちょっと披露させて戴きます。
さて、フライトの方は、成田空港を飛び立つ際には、少し離陸が遅れたものの、シドニーには予定より5分程早い現地時間の午前7時に着き、フライト時間は、8時間38分でした。しかし……。シドニー空港の入国前の行列の長さは、尋常ではなく、私達は、予定していた9時30分発のメルボルン行きの飛行機に乗ることが出来ませんでした。そして、次の10時発の便も、その次の10時30分発の便も、さらにその次の11時発の便もすでに満席で、チケットがとれたのは、2時間遅れの11時30分の便でした。
まあ、慌てたり、文句を言ったりしても始まりませんので、ここはひとつ僕達も大陸の大きな心を持って、事の成り行きに身も心も任せてみようということにしまして、予定を変更して、シドニー空港内のフードコートに行き、ブランチをそれぞれ好みのお店で戴くことにしました。
しかし、さらに、僕達には、困難が降り注ぎました。メルボルンに朝から寒気が流れ込み、滑走路が深い霧のために飛行機が飛び立つことが出来ず、結局、僕達の乗った飛行機は、13:10発になってしまい、メルボルンに着いたのが、午後3時で、その後、スーツケースの破損があってバゲージサービスに行ったりしているうちに、最終的にノックス校にたどり着いたのが、夕方の4時50分になってしまいました。
それにも関わらず、学園生達を待っていてくれていたホストファミリーの皆さん方が、とても寒い中、校舎の外に出て来て戴き、僕達をとても温かく迎えてくれました。例年よりも、お出迎え戴いた生徒の皆さんの数は、到着が夕方遅くなってしまったため、とても少なくなっていましたが、ホストファミリーの皆さんの笑顔や目に写るメルボルンの素敵な景色や、かわいらしいノックス校のキャンパスに迎えられて、「いやー! とても遠かったけれど、ノックスに来て本当に良かったなぁー!」と、どの学園生達も実感したことと思います。皆さん、今日は、お疲れさまでした!