2015年度 オーストラリアセミナー14日目

2015年8月4日

 今日の午前中は、生徒達はそれぞれのホストファミリーの皆さんとメルボルンでの最後のひと時を過ごした後、午後1時30分にノックス校の駐車場に集まって来ました。みんなの共通の思いは、まさに「ノックスと離れたくない! 日本へ帰りたくない!」ということに尽きます。お見送りに来てくれたノックス生や先生方の中には、9月に日本へやって来る生徒達もいます。ですから、お別れの言葉は、See you again in Japan in seven weeks! で笑顔で再会を誓い合いました。と行きたかったのですが、やはり、学園生達は、顔をぐちゃぐちゃにしながら、目からポロポロポロポロと涙を流していました。

 オーストラリアセミナーで学園生達を預かってくれるホストファミリーはみな、完全ボランティアです。食費も休日の活動費も、一切受け取ってもらえません。学園生達を家族の一員として、一緒に生活してくれました。ホストブラザーのジョッシュやルークと、「お別れの時でも絶対に強い心を持って、絶対に泣くなよ!」と約束していたはずなのに、You are my third son! という言葉をホストファミリーのお父さんからもらったリョウは、もう涙をこらえることが出来ませんでした。

 僕は確信しています。この2週間、ノックス校で過ごした日々は、セミナーに参加した学園生達の良い思い出以上のものになったということを! そして、彼らは、将来きっと、肌の色も、髪の毛の色も、目の色も、生活習慣も、言語も、文化も異なった世界中の人々と、平和で豊かな地球を築くことに貢献出来る大人へと成長してくれるでしょう。こうした素敵な学園生達とオーストラリアセミナーで過ごせたことを僕もとてもとても感謝しています。どうも有難うございました。