2015年度 ポーランド・リトアニアヒストリーツアー10日目
2015年8月26日
10日目。最後の宿泊日です。
朝、8時半発のバスでドルスキニンカイとお別れです。
ドルスキニンカイには2泊ホームステイさせていただきました。ご家族の皆様と過ごせる時間があまりなかったのが少し残念ですが、とても温かく受け入れてくださいました。
ヨーロッパの方々は、夏休みには家族で海外旅行をすることが多いそうです。
カウナスでもそうですが、そのような時期に、わざわざホームステイを受け入れてくださる皆様方に、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
首都ビリニュスに着いてから昼食をとり、その後バスでトラカイ城に行きました。この「湖上に浮かぶ城」はリトアニアの代表的な観光地です。美しい城を巡りながら、中世にタイムスリップしたような感覚になりました。
ビリュニスに戻った後は、ビリニュス旧市街を散策、ビリニュス市内を一望できるゲディミナス塔に登りました。そこからみる旧市街の美しさには一同が息をのみました。また、川を挟んで反対側の新市街との対比もでき、リトアニアの歴史と現在を合わせ見られた感があります。その後、早稲田大学が2001年に建立した杉原千畝記念碑を訪れ、杉原氏の偉業に再度思いをはせました。
夕食後、ホテルに戻りました。思えば、あっという間の充実した10日間でした。明日、帰国の途につきます。
<K・A>
今日はスティ先の人とのお別れの日だった。ホストファミリーは英語が分かりやすくて、優しい方々だった。
その後、トラカイ城に行った。湖の上にあって、まるで物語に出て来そうなお城だった。鎧や絵が展示されていて見学出来るようにされているからか、その場所に人が住んでいたとは想像できなかった。
旧市街に行き、塔に登った。頂上に着くと思ってたよりも高くて景色が良く、風が気持ちよかった。歩いてきた方には旧市街、川の向こうには新市街があった。旧市街は、屋根が赤くて綺麗に並んでいた。それに対し、新市街はたくさんの車や、ショッピングモールなどの大きな建物があったりと旧市街と新市街では大きな違いがあった。こんな風に街は変わって来たんだと感じることができた。
<S・Y>
今日は、2度目の別れを経験した。昨日述べた通り、別れは辛かった。1件目のホームステイと違い、自分より年下の子がいたせいか、とても親しみが持てた。だが、親しみが持てた分だけ別れは辛いものだった。ホストファミリーの人とのたくさんの思い出は、忘れることができないと思う。
午後は千畝記念碑に行った。多くの人の協力によってできたものだった。世界の人の協力が集まるほど、千畝さんはすごいことをしたことが分かった。自分はそんなに大きなことができるとは思わないが、自分の意思を貫くことがいかに大切かわかった。
<T・K>
今日はトラカイ城に行きました。
そこには、中世の城を思い描かせる展示がされていました。
まさにドラゴンクエストの中に入ったような雰囲気でした。
そして、そこでかつて人が住んでいたとなると今では想像できなくてとても面白かったです。
その後、ゲディミナス塔に上りました。そこの頂上では旧市街と新市街を同時に眺めることができました。
旧市街の方が屋根の色などが揃っていて綺麗な景色だったのですが、新市街は統一性がなく、僕は嫌でした。
大きな建物を立てるとしても、屋根の色にこだわる人はあまりいないと思うので、一つの色に統一した方が良いと思いました。
<T・R>
今日はドルスキニンカイのホストファミリーとのお別れの日だった。カウナスと違い、同年代のホストファミリーで話しやすくて親しくなっていたというのもあって、とても寂しかった。
・トラカイ城
トラカイ城は物語に出てきそうな外見で、外から見ただけでは実際に誰かが住んでいたとはあまり想像できなかった。しかし、展示品の中にあった、昔実際に使われていた盾や鎧などをみているうちに、当時の戦争の様子などがイメージできるようになっていった。持っているものや服装や暮らし方は昔と今とで全く違うのに戦争はいつの時代でも絶えず続いていることが悲しいなと感じた。
・塔
塔を下から見たときはその高さに驚いたが、頂上からのビリニュスの街を見下ろした時は来た甲斐があったと思った。新市街と旧市街が大きな長い川を挟んで綺麗に分かれていて別の街のように感じた。
・杉原千畝記念碑
こじんまりした記念碑だったが、制作のための寄付金をだした人の名前が沢山彫られていて、杉原千畝は本当に多くの人に尊敬されてたんだなと感じた。