“歩々是道場”と学びつつ・・・

2015年10月30日

秋のひと日・・夕方から、茶道愛好会のお稽古がありました。

今年の学園祭でも、中学3年生のM君がお点前を披露。

「みずひき、ふじばかま、じゅずさんご、野ぼたん」など秋の花

お軸には「一期一会」。
 
中学3生の先輩の姿を見て、

いま、中学1年生もお稽古に精を出しています。
 
 
今日のお軸は「歩々是道場」(ひびこれどうじょう)・・・

「特別な修行の中ではなく、日常の中にこそ、心を磨き、自分を高める道場になる場面がある

 あまりに当たり前すぎて見過ごしてしまうような、

 人生の一歩一歩にこそ、大切なものが隠されている」・・・という“禅”の教えです。

 

茶道愛好会では、単にお茶を点てるという動作だけではなく、

季節ごとにかわる野の花々や、お菓子を知り、一度はふれて温めたい言葉と出会い、

人と人とが接するときに、どんなことを大切にしようかな・・・と考えたりすること、そしてなによりも、ほっとして、ゆったりと、自分と向き合い、“自分らしさ”に戻るひとときをとても大切にしています。

まだまだ小さな茶道愛好会ですが、これからも・・大切に大切に育てていきます。