オーストラリアセミナー 最終回

2012年8月4日

湘南学園中高オーストラリアセミナーの14日目の報告です。

おはようございます。湘南学園の荒木です。生徒の皆さん、オ-ストラリアセミナー、ご苦労様でした。皆さんのお陰で、僕も素敵な素敵な2週間を今年もメルボルンで過ごすことが出来ました。本当に有難うございました。さて、日本帰国の翌日からラグビー部の合宿で長野県菅平に行かせてもらったのですが、合宿後半に体調を崩した生徒がおり、藤沢に戻った日の夜から僕もその生徒と同じ症状で昨日おとといと寝込んでおりました。そんなわけで、オーストラリアセミナー14日目の報告が遅れてしまいました。申し訳ありません。以下、レポートと23枚の写真をご覧下さい。

今日は、生徒達にとっては、来て欲しくない日がついにやってきてしまったという悲しい日になりました。午前中は、生徒達はそれぞれ、ゆっくりとステイ先で休んだり、帰国のための荷造りをしたり、ホストファミリーの方々にお手紙を書いたりしながら過ごしたようです。荷造りは、予想以上にお土産をもらった生徒もいたようで、行きの荷物以上にスーツケースが重くなってしまった子も少なくなかったようです。(ちなみに、メルボルン空港のチェックインカウンターでは、皆、恐る恐る重量を気にしながら荷物を預けていました。)

午後1時過ぎ頃から、それぞれのステイ先から生徒達がポツポツとノックス校の駐車場に集まり始めました。皆、自分のスーツケースをバスに積み終え、それぞれホストファミリーとの最後の家族写真を取り終えて、「これでメルボルンともお別れなんだなぁ。」と思い始めた頃、オーストラリア人特有のハグでギュっと抱きしめられながら「また、いつでもおいでね!」と言われた瞬間に目からどっと涙があふれる生徒が少なくありませんでした。涙で顔をぐちゃぐちゃにしている生徒達に「最後にパスポートを持ったか確かめて下さいね!」と呼びかけると「パスポートなくせば帰れなくなるんだからなくなった方がいいよぉ~!」と号泣の涙声が返って来ました。こうしているうちにいよいよ出発の時間が来ました。「さあ、なごり惜しいですが、そろそろバスに乗って下さい!」と呼び掛けても誰も言うことを聞いてくれません。そうこうしているうちにもう10分も経ってしまったため、ピーター先生が、“Knox students, bring Shonan Gakuen students to the bus!”と言ってくれて、そのノックス校生に背中を押されながら、ようやく全員がバスにしぶしぶと乗り込むことが出来ました。“We can see with each other in Japan in five weeks.”ノックス生もピーター先生もこのように学園生に言ってくれました。そうなんですね。僕達は、5週間もすれば、今度は日本でノックス生にもピーター先生にも再会出来るんです。まだまだオーストラリアセミナーは折り返し地点に立ったに過ぎません。ノックスジャパンツアー2012で9月にノックス生と一緒に茶道や生け花、柔道や剣道をやったり、江ノ島や鎌倉への遠足に行くことが出来ます。それを楽しみに、今度は湘南学園生がノックス生をエスコート出来るようにこの5週間、英語をさらに勉強しておいて下さい。

メルボルン空港へ向かうバスの中では、デジカメで撮った写真のデータをながめながら、またまたノックス校での思い出がよみがえってきて、ずっと泣きじゃくっている生徒もいました。余談ではありますが、メルボルン空港で奇跡が起こりました。2週間前にメルボルン空港に向かう飛行機の中か、ノックス校に向かうバスの中か、もしくは、ノックス校の中のどこかにiPhoneを置き忘れて、2週間ずっとそれを紛失状態にしてしまっていた生徒がいたのですが、なんとなんと、ほとんどあきらめモードでメルボルン空港で問い合わせたところ、その子のiPhoneが落とし物として届けられていたのです! What a lucky girl she is! 本当に本当に良かったですね!

ノックス校とのお別れ①

ノックス校とのお別れ②

ノックス校とのお別れ③

ノックス校とのお別れ④

ノックス校とのお別れ⑤

ノックス校とのお別れ⑥

ノックス校とのお別れ⑦

ノックス校とのお別れ⑧

ノックス校とのお別れ⑨

ノックス校とのお別れ⑩

ノックス校とのお別れ⑪

ノックス校とのお別れ⑫

ノックス校とのお別れ⑬

ノックス校とのお別れ⑭

ノックス校とのお別れ⑮

ノックス校とのお別れ⑯

ノックス校とのお別れ⑰

ノックス校とのお別れ⑱

ノックス校とのお別れ⑲

ノックス校とのお別れ⑳

ノックス校とのお別れ21

ノックス校とのお別れ22

ノックス校とのお別れ23