中1 授業の様子(剣道)

2015年12月15日

今日は試験前まで男女で行われていた体育の様子をお伝えします。種目は剣道です。平成24年度から武道が男女必修となりました。本校では議論の結果、剣道を採用しています。礼儀・作法・形が中心のため、竹刀は使用しますが剣道具は装着しません。また、剣道具は使用しませんが、心を引き締めるために“日本手ぬぐい”を頭に巻き、裸足で授業に臨みます。

10月から男子が実施となりました。時より男子特有の様子はあったものの、真剣に取り組む姿勢は立派でした。それと入れ替えで、11月から女子が実施となりました。男子は一定の成果を見せてくれましたが、女子が男子と同じように出来るか正直心配していました。時期的にも気温が低くなり武道場も冷えていきますので、「寒い」だの「痛いだの」という声が上がり、どうなるのだろうと思っていました。しかし、それは取り越し苦労でした。1時間1時間の集中具合は、男子を上回るもので、非常に素晴らしい授業になりました。

出席確認後、体操。その後、手ぬぐいを巻くことで不思議と引き締まります。号令係の「着座~」の挨拶で、全員が一体感を持ちます。次の「黙想~」では、10秒間辺りがシーンと静まりかえります。このように10秒間、何も音が入ってこない状況など、普段の学校生活ではありません。この授業開始5分の様子だけでも、この武道を行う意味があるのではないか、と思えるほどでした。「やれば出来る。」改めて実感できる授業となりました。