今週２２日、鎌倉芸術館で合唱コンクールが開催されます。本校三大行事の１つで、年度最後の行事となります。毎年、各学年で見事なハーモニーを披露してくれ、感動的な場面に出会う行事です。
 
中学１年生は初めての合唱コンクールです。現時点でどのくらいの完成度があれば良いか分からず、各クラス、生徒同士に温度差があるようですが、本格的な練習から１週間が経ち、盛り上がりが出てきました。残り少ない日数で、どれだけ詰められるかがポイントになると思います。

この合唱コンクールを目指すにあたり、学年で約束事を決めました。それは『放課後の練習は１７：００までとする』ということです。その約束事は教員からの投げかけを受け、クラス合唱責任者が中心になり決定したものです。この約束事は、学校が許可する練習時間をあえて少なくすることで、決められた時間で活動することの大切さを学ぶということが１つ。もう１つは、体調不良者を最小限にする。という目的があります。ただでさえインフルエンザが流行するこの時期に、一生懸命練習に明け暮れ、何人ものインフルエンザを出す。ということが、毎年あるためです。（幸い今年は気温が高く、インフルエンザの流行時期が遅れているので、学校全体での蔓延はありませんが。）

先日の学年集会でも「必要なのは一体感」と話しました。体育祭や学園祭以上にクラスの一体感が如実に現れるものです。この行事の結果が、今後の行事に向き合うモチベーションになると思います。

「賞を取る取らないではなく、どのように一体感をもつために頑張ったか。」

この合唱コンクールでクラスの、学年の団結力が更に高まることを期待しています。