中1 食育フェスティバル

2016年3月12日

2015年度も終わりに差し掛かり、中学1年生にとって今年度最後のクラスランチを行いました。このクラスランチは中1とカフェテリアによるコラボ企画で“食育フェスティバル”として実施しました。“食育フェスティバル”はカフェテリアで一同に昼食を食べるだけでなく、アリーナにて“食について学ぶ”アクティビティも行います。

保護者の皆様にもご参加いただいて、生徒と同じ昼食をお召し上がりいただき、その後のアクティビティにもご参加いただくプログラムとなっています。
カフェテリアには食事提供以外にも大切な役割があり、“手づくりの味、食材本来の味を知る場”であるとともに、文部科学省が推進する「食育学習」実践の場としての役割もあります。今後のカフェテリアの有効活用を考えていただく機会として、また本校の推進する食育についても一層のご理解をいただけるよう、学年最後の一大プログラムとして開催しました。
 
カフェテリアでのランチの際には、菊地栄養士よりメニューについてのお話がありました。
成長に欠かせない栄養素や食事のとり方など、これから成長著しい中1生にとって有意義なお話を聞くことができたことと思います。


アリーナに場所を移して行われたアクティビティは4つ。どれも準備に相当時間をかけた見応えあるものでした。
「チーム★IWATA」は岩田先生と生徒たちによるキレのあるダンスから始まりました。喉がかわいたら水分摂取!!水分摂取の大切さのわかるアクティビティでした。
続く「劇団あいざき」によるアクティビティは、生徒たちによる劇を通してたんぱく質やカルシウムについて学びました。
貧血にならないために鉄分をしっかりと摂ろう、とVTRを駆使して説明するのは養護教諭の西田先生。このアクティビティでは保護者の方にご協力いただき、一週間鉄分の多い食事をとって体にどのような変化が起こるかを調べるモニタリングを実施しました。
最後の、カーサハーラ明王(笠原先生)によるストレッチヨガ体験では、会場にいる全員でヨガにチャレンジ。保護者の皆様も一緒に生徒と体を動かしました。どのアクティビティも楽しみながら学ぶことのできるものでした。





心身の健康には食との関連性が非常に高く、食について改めて考える良い機会になったのではないかと思います。そして、これから発育著しい中学時代を過ごしていくにあたり、食への関心や意識を高めていってくれることを期待しています。また、保護者の皆様にとっても、発育に対する不安の解消や学園の食育環境を理解する機会になっていれば幸いです。