Herzlich Willkommen! ようこそ湘南学園へ! ~昼下がりの贅沢な音楽会♪~

2016年3月11日

 Herzlich Willkommen, Peter Michael Borck! ペーターさん、ようこそ湘南学園へ!

 昨日、2016年3月10日(木) 12:45~、 本学園ホールに素敵なヴィオラの音色が響きわたりました♪

 湘南学園は以前音楽科があり、卒業生に指揮者の広上淳一氏をはじめ、著名な音楽家を輩出していますが、本日はご縁あって、世界ツアーの演奏の為に、昨日香港から日本入りし、近日中に演奏会を控えておられる、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のヴィオラ奏者、Peter Michael Borck  ペーター・ボルク様が来校され、素敵な音楽会を開いてくださいました。

 ちょうどランチタイムも終わる昼下がりの学園ホールには、音楽好きな学生達や教職員が集まり、ペーターさんの奏でる音色に皆酔いしれ、なんとも贅沢な一時を過ごしました。

 HOLYWEEK(四旬節。キリストの受難、復活祭直前の数週間)にあたる今、ゲヴァントハウス管弦楽団はJ.S.バッハ作曲の『マタイ受難曲』を日本で上演されるそうですが、本日はそれに因んでか、バッハの無伴奏パルティータの中より数曲、ストラヴィンスキーの『エレジー』を演奏されました。

 コーディネイターの頴川 栄治(えがわ えいじ)様の冒頭のお話によると、ライプツィヒはバッハの生誕地で、メンデルスゾーンが学長を務めた学校があるなど、まさに音楽の聖地だそうです。その地で活躍する国際的な楽団員のペーターさんをお迎えできたことは、とても名誉なことだと感じました。こんな機会を設けてくださった関係者の皆様にはあらためて感謝申し上げます。

 演奏の途中には質問コーナーもあり、吹奏楽の顧問の先生が演奏会当日に緊張しない秘訣は?という質問に気さくに答えてくださるなど、交流も深まりました。(お答えは、プロでもやはり少し緊張するので、日頃の練習が大事とのことでした!)


 演奏会の最後には、合唱部でイングランドセミナーに参加を控えている生徒達がドイツ語で挨拶を交わし、和やかな雰囲気の中終了いたしました。

 ペーターさんはこれで来日8回目ということで、演奏で本当にお忙しく活躍されておられる方です。ヴィオラケースの内側には、愛する息子さんのお写真があり、家庭を大切になさっている方という一面も伺えました。

気候も食べ物も違う日本なので、長いツアー中に体調を崩されずご活躍されることを願っております。
本日は来校いただき、ありがとうございました。

 ペーターさん、また是非湘南学園へ遊びにきてください!  Alles Gute!!