2015年度イングランドセミナー 8日目

2016年3月29日

 今日はイースターの日曜日で、処刑されたイエスキリストが復活したことを祝う日です。その嬉しい休日は、今朝からしとしとと雨が降っていました。学園生達は、その雨の中、ホストファミリーの車に乗って、エクセターにお別れを告げるエクセター大学セントルーク校舎の駐車場に集まって来ました。「ホストファミリーの皆さん、エクセターでの7泊8日、生徒達を心から迎え入れて戴き、本当に有難うございました!」 今回イングランドセミナーに参加させて戴いた生徒はみな、いつか必ずエクセターに戻って来ることを誓っていました。そして、ホストファミリーの皆さんも、生徒達に、Good-bye. ではなく、See you again. だよと言って一時のお別れを告げてくれていました。

 その後、僕達一行は、エクセターをあとにして、いざバスでロンドンへ! ロンドンでは、バッキンガム宮殿、ウェストミンスター寺院、ビックベン、ロンドン塔、タワーブリッジ、トラファルガー広場、ハイドパークなど、貴重な世界遺産を中心に観てまわりました。ロンドンは、どこへ行っても、歴史の中に飛び込んだような感覚になります。生徒達は、ガイドさんの話を聞きながら、今こうしてロンドンにいれること自体がとても不思議で、そして、歴史の遺産を目の当たりにしていることに感動を覚えていたようです。

 ロンドン市内観光の最後は、コベントガーデンへ行き、そこで自由時間をとって、全世界から集まった観光客達と一緒にショッピングを楽しみました。満足げにショッピングを終えてから、バスは一路僕達が今夜泊まるロンドンのホテルへと向かい、そこのレストランで、イギリスでの最後のディナーを楽しみました。こうして、楽しかったイングランドセミナーもゴールに近づき、一晩ロンドンで過ごした後、明日は、いよいよヘルシンキ経由で日本への帰途に着きます。

 さてここで、今日もイングランドセミナーを経験した生徒達の声を少し紹介させて戴きます。

ポンちゃん:「イングランドに来る前は、簡単に会話や友達が出来ると思っていたけど、実際には駄目でした。けれど、何日かすると、だんだん話が聞き取れるようになって来ました。そして、ちょっと自分の話していることが、ホストファミリーとバディーに通じて嬉しかったです。」

 カヤッペ:「イギリスは日本とは文化も言語も違うので、驚くことがたくさんありました。学校は、日本より校則がゆるく、リセスというお菓子を食べる時間があったり、授業を受けずに、学校の受付をする係があったり、日本ではあり得ない事だらけで驚きました。エクセター大聖堂は、歴史がとても古く、僧侶がいたり天動説を元に作られた時計があったりなど、その歴史の古さを表していました。バースは、ローマ式の風呂で、ローマ時代におけるイギリスでの唯一の公共浴場だったそうです。ローマ公共浴場博物館は、とても大きく、まわるのに1時間程かかりました。市内には、2階建てバスが走 っていたり、大道芸人がいたり、たくさん日本にはないものがありました。ロンドンは、王室に関係する建物が多く、とても綺麗な街並みでした。今日はイースターなので、閉まっているお店も多かったですが、それでもたくさんの観光客が来ていました。バッキンガム宮殿は、とても大きく、衛兵交代の際には、たくさんの人々が訪れるそうです。いい経験がたくさん出来て、イングランドに来て良かったと思いました。」

 ホストファミリーやEFLの先生方などにとてもよくして戴き、生徒達はみなそれぞれ、何かしらのものをつかめたようです。きっと、イングランドに来れたことについて、お父様やお母様に心から感謝していることでしょう。保護者の皆様、生徒達が帰国した折りには、彼らから是非たくさんのお土産話を聞いてあげて下さいね。