中学2年 英語朝テスト始動!
英語は一般的に「積み重ねが最も重要な教科」「一番伸びにくい教科」と言われています。その理由はなぜでしょうか?端的に言えば、単現ごとの独立性が低く、学習すること全体が互いに密接に関わり合っているからです。例えば、一回目の試験範囲がA、二回目がB、三回目がCという設定になっていたとします。見かけの試験範囲はA、B、Cですが、実際の範囲はA、AB、ABCとなるからです。なので、一度苦手分野を作ってしまうと現在学習していることに支障がでます。これを克服するためには、過去の問題を解決しつつ、現在の学習内容のフォローアップにつとめるという「二兎」を追い求めることが必要になります。
さて、今年度中学2年では、全体的に英語が好きな学年であるものの苦手にしている生徒も一定数いることに真摯に向き合い、中学1年生で学習した内容を全9回の小テストで総復習することにしました。湘南学園では英語・数学に関しての補習制度があり、現在学習している内容のフォローアップに努めていますので、「二兎」を追う環境が整備されたと言えます。
朝テストの計画表とテストの実物
中学2年生は普段、朝8時50分に登校して読書活動を行っていますが、原則水曜日朝は英語の朝テストということにしています。朝テストに先立ち、前の週には朝テストに向けた課題が配布され、生徒はそれに取り組みます。こうして万全の状態で朝テストに臨むことができています。試験では基準点を設け、基準点に満たなかった生徒には追試を課し、それでも合格できなかった場合は課題・教科担当者による面談を実施しています。
第1回の朝テストを終えて思うことは、生徒たちが朝テストを「復習のよい機会」として受け止め真摯に取り組んでくれているということです。是非これからもこういった機会を善用してほしいと願っています。