湘南学園の面談と英語の教科指導について

2016年4月29日

 ゴールデンウィークが待ち遠しい季節ですね。この時期湘南学園では担任の先生と生徒が面談をしている風景をよく見かけます。担任の先生が生徒と学校生活や学習について悩んでいること・困っていることがないか親身に相談にのってくれることは生徒にとって大変心強いと思います。
 
 特に、日頃生徒と一番多くの時間を過ごす担任の先生たちは、生徒ひとり一人のことをよく見ています。面談に限らず、日常の何気ない場面で元気のない生徒に対する「どうしたの?」という声がけや、学習で悩んでいる生徒に「ノートはとれているかな?」「提出物はどう?」といった声がけをすることで、生徒が困ったときに担任の先生に相談しやすい環境をつくっています。
 
 今年度中学2年英語科では担任の先生の面談に加えて、教科担当者の面談を始めました。実は英語に苦手意識を抱えていても、担当教科の先生のところに相談に行くのは我々大人が考えている以上に子どもたちにとってハードルが高いものです。「相談したいけど、行くのは気が引ける・・・」そう思われてしまっているということを真摯に受け止めつつも、苦手意識を抱えている生徒を「なんとかしてあげたい」と頑張っている担任の先生とタッグを組み、担任の先生とは違った教科担当ならではの角度からの面談を実施しています。
 
 面談では、生徒に普段授業で使っているノートやプリント類、問題集をもってきてもらい、ひとつひとつを一緒にチェックし普段の授業や学習について丁寧にアドバイスしていきます。教科担当だからこそ見えてくる問題点もあり、だからこそ一歩踏み込んだアドバイスができます。生徒から聞き取った内容は記録をつけ、今後の指導に活用していきます。もちろん、面談だけで終わることなく担任の先生と連携して長期的なサポートを行っていきます。

 

 すでに何人かの生徒さんと面談をしましたが、どの生徒も自分の抱えている問題に向き合い、努力しようという姿勢を見せてくれていることはとても喜ばしいです。当面は英語に苦手意識を抱えている生徒を対象に面談を行っていく予定ですが、「英語をもっと伸ばしたい」という生徒との面談も大歓迎です。こういった機会を最大限に活用して、飛躍を遂げてほしいと願っています。