学力推移調査を実施しました。

2016年5月2日

 4月も終わりに差し掛かりました。生徒たちも新しいクラスや授業に慣れてきた時期でもあります。この時期に中学校では学力推移調査を実施しています(中学1年生は4月中旬に実施済み)。対象教科は国語・数学・英語(中学1年生はなし)の3教科で、それ以外に「生活実態調査」と呼ばれる、日常生活のリズムを客観的に把握することができるアンケート式の調査が含まれます。湘南学園は私立中高一貫校なので独自のカリキュラムを実施していますが、出口である大学入試では公私を問わずの学力が求められます。学力推移調査は生徒たちが大学入試に向け、客観的な指標で自分自身を測る絶好の機会です。また、この学力推移調査は生徒たちがどのように成長してきたかを長期にわたって追跡できる利点もあります。

 

 

学力推移調査の問題冊子

 

 さて、今回の中学2学年では午前中の3時間を使って国語・数学・英語の3教科を、午後時間を使って生活実態調査をした上で、学年集会で3教科の担当教員から試験のポイントと今後の重要課題について話がありました。今年度中学2学年は「凡事徹底」というテーマ(当たり前のことを当たり前にできるようになろうという意味)を設定していますが、各教科担当が話した今後の重要課題もまさに「凡事徹底」でした。当たり前のことを当たり前にできることの重要さを生徒たちも改めて考えていました。

 

 

 

全体の講評:学年テーマ「凡事徹底」がポイント

 

教科担当からの解説もありました

 

6時間目の時間は、生徒たちが自己採点に取り組む時間でした。今回の結果が帰ってくるまで時間が空いてしまいますが、学年として分からなかった問題の解き直しをすすめていきます。大切なのはただ模試を受けるだけではなく振り返ることによって弱点を見つけ克服することです。生徒たちには是非この機会を活用して自分の学習を振り返ってほしいものです。