いよいよ「18歳選挙権」実施を展望して

2016年6月14日

高校3年生が、前期中間試験の最終日、

NPO法人「僕らの一歩が日本を変える」のみなさんをお迎えしての全80分にわたる「票育」授業に臨みました。

 試験終わりで、高3生達は疲れているかと思いきや、

7月に実施される参議院議員選挙を想定しての初の「模擬投票」にワクワクしている様子もありました。
 

 始めに、「僕一」のみなさんから問題提起がなされます。

「湘南市(架空)の防災に取り組めなかった市長が突然やめてしまった!」

という想定での、「市長選実施」の告知。
 
 3人の候補者が、次々に「防災への取り組み」というテーマでマニフェストを発表します。一通り政策を聞いて、10人くらい毎の輪を作ってディスカッションに入りました。

「これさあ、市民40万人で、一兆円の防潮堤建設なんて、ムリでしょ」とか、

「やっぱり、コミュニティを大事にした○○さんの政策がいいな・・・」

「いや、防災手帳配るっていうけど、もらって、すぐちゃんと読むかなあ」

「やっぱり、配るだけじゃダメだよな」

などなど・・・・・。

 高3生達は、18歳になる学年だけあって、さすがに自覚している様子。

「未来の主権者たれ!」と育ててきた教員の側からみていると、ほほえましくも頼もしく感じられました。
 
 生徒諸君に訪ねてみると、今度の選挙までに18歳になる諸君は半々くらいでしたが、みんな興味津々で、少し緊張し気味に、投票受付→記載→投票・・・へと進んでいました。

 みんなでいい経験をして、「自分たち主権者になるんだ!」のスタートラインにたちました。